Yoko's Graduate School Experience U.S.A.

中学校・高校で音楽と国語の教師を5年勤めた後、念願の留学が2005年に叶いました!これは彼女のアメリカ大学院生活の体験日記です。

Thursday, July 05, 2007

おばちゃん


2年ぶりにおばあちゃんに会いに行った。
2年前は家にいたけど、
今回は施設だった。
私と血のつながりのある祖父母はみんな死んだ。
このおばあちゃんは、血縁には無いが、
それ以上にわたしたちをかわいがってくれた。
今の実家の場所に住む前、
うちの向かいで自転車屋を営んでいたおばあちゃん夫婦。
おじちゃんは、アメリカに行く前に亡くなった。
保育所に迎えに来てくれ、
中学校卒業するまで、運動会に大きなお弁当を持ってきてくれ、
週末は海に出かけたり、よくいろんなところへ行った。
この人の作る卵焼き、これ以上の味にあったことがない。
高校に入ったとき、
振袖を作るようにって預金通帳をくれた。
血の繋がった子を持たなかったおじいちゃんおばあちゃん、
莫大な資産で次々豪邸を建てていた。
おばあちゃんにきいてみた、
「何か欲しいものある?」
「お金」
そうかぁ。そういうもんかぁ。
「いきとってもつまらん」
「でもYokoちゃんらが結婚するまで生きとかんにゃいけん」
ほうよ、おばあちゃん、
あとしばらく元気でおらんといけんねえ。
復職したら心ばかりのお小遣いもってくから、まっててよ。

4 Comments:

  • At 2:34 PM, Blogger Megumi said…

    私も施設にいるおばあちゃん、もう何年も会ってない。帰るたびに会いたいと思うけど、自分が風邪ひいてしまったりとか。

     
  • At 4:32 AM, Anonymous Anonymous said…

    おばあちゃんに年齢を聞いたら、
    「80はこえとると思うけんど、それ以上は数えとらん。」ってさ。
    体は衰えてるけど、相変わらずのユーモアで笑わしてくれる。
    ベットのそばにアルバムがあって、
    亡くなったおじいちゃんや、
    私たち兄弟の小さいときの写真、
    当時我が家で飼っていた犬、
    カラオケ大会で歌う若々しいおばあちゃん、などなどがあった。
    ちょっとウルッときた。

     
  • At 7:14 PM, Blogger Megumi said…

    帰国した時友達と会うのもええねんけど、最近はできるだけ親戚の人にも会うようにしてる。

    この前会えたのはお父さんの妹。すごいキレイな人やねんけど、年聞いたら70歳でびっくり(*0*)

    その前会ったのはお兄ちゃんの一番目の奥さんのお母さん。お兄ちゃん達が離婚してからもう15年以上会ってなかった。色々あって、苦い記憶もあったけど、「めぐみちゃんが帰って来てるんやったら会いたい」と言ってくれた一言でそういうのは消えてなくなったよ。感謝やったなー。幼稚園の時お母さんが入院して、この家に預ってもらったりしたこともあったんやけど、おじさんはとうとう会えずに急逝してしもたし、ちょっと久々で変な感じしても、会える人には会っといた方がええなと思ったわ。

     
  • At 10:36 PM, Anonymous Anonymous said…

    そうよね、
    特にお年を召した方々っちゅうのは、
    昔の記憶がよみがえるような再会って本当に嬉しいものだと思う。
    時間もあるし、お互いが生きてる間に
    顔を直接会わしたほうがいいよね。

     

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