Yoko's Graduate School Experience U.S.A.

中学校・高校で音楽と国語の教師を5年勤めた後、念願の留学が2005年に叶いました!これは彼女のアメリカ大学院生活の体験日記です。

Saturday, January 27, 2007

雪・ゆき・ユキ



今日は今学期初のオケのコンサート。
シューベルトの序曲:ロザムンデ、交響曲:未完成、
ブラームスのヴァイオリンとチェロのための協奏曲
を演奏しました。

この日は大雪。
あっちこっちで事故多発。
私は集合時間に事故に巻き込まれて遅刻。。。

雪で視界がきかないほど降ってます。


ところで、オケのメンバーに、
13歳まで北海道に住まれてた、というおじいさまがおられます。
昨年末、58年間連れ添った奥様を亡くされました。
その奥様が入院されてる間にも危篤の時を除いて毎回練習に参加され、
メンバーに篤く愛されてる方なんです。

2月にうちの大家さんのお宅で日本語礼拝を企画中なのですが、
それにお誘いしました。
「ごま入りのいなり寿司が大好きだから作っていくよ。」

3日前の練習日、
私が練習していると、
「彼女(奥様)が亡くなって、生活が変わってしまった。
 素晴らしいWifeだった。
 僕は開業歯科医だったから、
 彼女はいつも僕の側で助けてくれていた。
 Wonderfulな58年間だった。」
といって2人でしんみり・・・となってしまった。

が、今日のコンサートのあと、
「僕にいい人が与えられるように祈ってて。」
って、少年のような茶目っ気たっぷりの笑顔で去っていった。

4 Comments:

  • At 1:57 PM, Blogger Megumi said…

    おじいちゃん、素敵!会いたいな。2月のいつ頃集会するの?

    「Wonderfulな58年間だった」か。

    あ、あかん。涙出てきた。

     
  • At 4:03 PM, Blogger Yoko said…

    ほんと、しんみりしちゃった。

    58年ってどんな時間。。。

    日取り、決まったら連絡するね。
    おじいちゃん、必ず来ると思うよ。
    日本語はなぜか、「仕方がないよ。」をよく繰り返してる。

     
  • At 10:52 AM, Anonymous Anonymous said…

    出会いって素敵ね。

     
  • At 1:40 PM, Blogger Yoko said…

    そうだね、
    今必死に読んで、まとめてるペーパーだって所詮すでに誰かが考えたことで、私はその隅っこを少しずつかじってる。
    人との出会いは未知数で、今、その人と作り出す空間が面白い。
    わたしはきっと、人に出会いにここに来たんだろうなあ。
    人見知りなりにがんばってます。

     

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