Sammy passed away...
最初のStudio Classで思いっきりナーバスになってる私を
人柄のにじみでる笑顔で励ましてくれたサミー。
悲しくて涙が止まらない。
火曜日、ユースチャペルで集まりがあった。
友人達が彼の思い出を語る。
ある日、彼の親友の看護士が仕事で疲れ、サミーに
休みたい、でも働いて稼がないと生活できない
と電話で話したところ、サミーは数日後
プエルトリコの、彼の友人宅を訪れ、10万円を差し出し、
君の方がこのお金が僕より必要だと思うから使ってほしい
といって笑顔で帰って行ったそうだ。
水曜日はしのぶ会があった。
木曜日は教会で葬儀。
入り口には上の写真にある生前の彼の姿がクリップされてあり、
配られた式次第には、彼の生きてきた28年間の歴史が短くまとめられていた。
産まれたときには体重が少なくて、生存確率30%といわれていたサミー。
2歳になる前からある讃美歌を弾き始めたそうだ。
大学の専攻は神学で、マイナーが音楽だったから、
今教師になるためのたくさんの授業を受けているところだったそうだ。
アドバイザーのミッチェル先生が声を詰まらせて
先週の月曜日に来年の授業について話し合ったばかりだったのに。
といった時、本当につらかった。
サミ-と私の楽器の先生は一緒のにっぽースキー。
特別音楽で、今学期サミーが仕上げてStudio Classでも吹いていた、
Elegy をにっぽーが演奏した。
この曲は もともとお葬式とかそういう悲しい時の曲だ と
彼がStudio Classで話していたのを思い出し、Danaと肩を震わせて泣いた。
友人の誰もが口をそろえて言う、
彼が声を荒げて議論したり、他人を攻撃したのを見たことが無い、と。
日曜日は卒業式。
卒業生以外のほとんどの生徒が、
くもの子を散らすように帰省していった寮の前を
黒ずくめの服で、
28年だったけど、沢山の人をハッピーにしていたサミーの生き方を思いながら、
静かに帰宅した。
夏休みの第1日目は、彼のお葬式となった。
2 Comments:
At 9:34 AM, Anonymous said…
よう子ちゃん、今、とても、つらいね。わたしとGlennも在学中にクラスメートでもある友人をなくしました。24歳の結婚3年目のSteveでした。がん克服者で、先生と私と3人で話しているときに、”一日一日が本当に大切なんだ。”とはなしていました。容態が急に悪化して、卒業を目の前になくなりました。私達が、会いに言ったときは、もう内臓が一つずつ機能停止はじめて、ずっと横たわっていました。23歳の奥さんが、ぴったり彼の背中を抱いて一緒に寝ていました。その4日後に亡くなりました。お葬式で見た写真の中に、学長が彼のベッドのそばで、泣きはらした目で卒業証書を渡している写真がありました。キャンパス中、先生も生徒も一緒に悲しみを分かち合っているのがしばらく続きました。
私は今、これを書きながら、時々涙で字が見えなくなっている。貴方もいいお友達に会えてよかったね。神様の下で尊く生きていくことを実践しているような人だったのね。Jesusと一緒にSammyに再会したら、”少ししか時間を共にする機会がなかったのに、僕のために泣いてくれて本当にありがとう”ってまた、笑顔で話しかけてくれると思う。Sammyから得たことを生かしていこうね。よう子ちゃん、哀悼の中、貴方のことをお祈りしています。
At 3:12 PM, Yoko said…
エリカさん、自分のことのように心配してくれてありがとう。
先週は倒れるかと思ったほど驚いたけど、一緒にこの気持ちを分かち合える人がいて、心強いです。
エリカさんがさあ、「留学してる間にきっといろんなことがあるよ。」っていつもいってるでしょ、これ、まさにそれだよ。
沢山の人に愛されていたんだな。
自分がこうして今日も生かされてる。これって、本当にありがたいことなんだね。
サミー、いまいち理解し切れてない英語の教科書たちだけど、ない知恵絞ってよく勉強するから、天国であったらさ、わからないことは何でもわたしに聞いて。全部答えるからさ、わたしなりに。そしたら、あの笑顔で静かにうなずいてね。
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