Yoko's Graduate School Experience U.S.A.

中学校・高校で音楽と国語の教師を5年勤めた後、念願の留学が2005年に叶いました!これは彼女のアメリカ大学院生活の体験日記です。

Saturday, April 15, 2006

Easter










日本にいたとき、イースターと聞いても、あんまりというか、さっぱりピンとこなかったんですよね。

今年は、イースターの大学コワイヤーのコンサートに金曜日に行き、土曜日はPassion Playを観にいきました。



そもそも、イースターはカトリックの教派の人達が Holy Week として、キリストの十字架、復活を思い返す1週間として聖別されているんです。

私は中学、高校とプロテスタント系の学校にいってたから、この行事にはなじみが薄かったんです。
今の大学もプロテスタントではありますが、ここ数年前からPassion Playが始まり、数千人の方々が見にこられます。

What's Passion Play?
映画のPassionをご存知ですか?
それの大学敷地バージョンです。
観客が移動しながら、キリストの公生涯(神様のことを人々に話したり、病人を癒したり、救い主だ!と人々に歓迎されながらのエルサレム入場、最後の晩餐、ゲッセマネの苦しみの祈り、裁判、十字架を背負って歩くドロローサ・・・悲しみの道、十字架、復活)のシーンを見て回ります。キャンパスの10箇所にセットが設けられてました。

先週から、キャンパスのあちこちで コンコン!トントン!と舞台設営されていたわけなんですが、想像していたより、立派なものが作られてました。



私の参加した、土曜日1時45分開演グループはゆうに300人を超えており、黄色い旗を持ったガイドに引き連れられて構内を移動します。公演は30分おきに行われ、土曜日曜で通算15回以上の公演が行われるのではないかと思います。

キリストを演じる人も、大学のHPによると白人だけでなく、黒人さんも含め、7人もいます。
言語も英語版とスパニッシュ版とがあるようです。

出演者はよく知ってる面々もちらほら。だって、生徒がやってますから。


このパン、うまかった。

特に、市場で音楽にあわせて踊ってる人達の音楽演奏者はみんな毎日顔を合わす人達。


しかも、あのかわいいCaseyったら、十字架にかかる囚人をやってるではありませんか!!


  この出演者たちのすごいところは、本気でなりきっちゃってるところ。

ローマの兵隊さんたちなんて、ちょっと歩道から外れただけで、大声で飛んできて叫ぶし、こわいこわい。

本気です。

これ、ちなみに無料です。

私、張り切って第1回公演を観にいってますけど、あのChurch Musicのクラスで必ずこれを見て書かないといけない宿題を出されたため、あら、すてきねえ~なんて楽しんでみる場合ではなく、真剣に見てました。

今日は最高にいい天気でした。暑くて、日焼けしてしまったようです。

学校内の散り始めた桜と写真を撮りました。

さ来週の土曜の午後は学校の飛行場にピクニックに行きます。

2 Comments:

  • At 1:00 AM, Anonymous Anonymous said…

    エリカです。

    本当によかった。行ってよかった。久しぶりに母校に帰ったせいか、エルサレムの町で古き友と出会う懐かしい一瞬があったり、いろいろな食べ物にいちいち手を出したりして、ついていっているはずのJesusを見失う一瞬があったが、楽しかった、おいしかった。Jesusを体験した一日であった。一人一人の役柄にspiritを感じたなあ。来年はぜひ、BCのたくさんの友人に見てもらいたい。どうしたらいいか。。。ようこさん、ローマ兵でもマリアでもいかがかのう?Jesusのために。

     
  • At 4:33 PM, Blogger Yoko said…

    エリカさん、
    あのねえ、エリカさんが役者やってくださいよ。やりたいくせにぃ~。ルームメイトが役者兼案内役をやりたいということなので、私はBCの皆さんのみを案内しますよ。
    昨日聞いたところによると、今年は通算8000人がPassionを見に来てくださったとのこと。大号泣するグレンをハグするエリカさんっていう写真を今年は撮れずに残念。来年は一緒に行けるといいですね。

     

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