Yoko's Graduate School Experience U.S.A.

中学校・高校で音楽と国語の教師を5年勤めた後、念願の留学が2005年に叶いました!これは彼女のアメリカ大学院生活の体験日記です。

Thursday, August 03, 2006

おわったよ、おわった!!!

本日を持ちまして、音楽文学セミナーが終了しました。


ホンマに長い2週間だったわ・・・。




毎日の課題に必死だったから、今日はゆっくり過ごすぞぉ。。。って思ってたら、

Dr.Duhkan:
Yoko,音楽史のテスト、学期始まる前に受けるわよね。
今日ゆっくりしたら、
明日から お べ ん きょ う!!!
2週間よくがんばったわ。
今回以外の範囲をしっかりやっときなさい。

あ、2週間分の楽曲分析をチャートにまとめてきなさい。
今日中ね。


まじかよぉぉぉぉ・・・・
10曲以上はあるっちゅうに;;;;




今回は音楽史のくくりで言うところの”古典派”が焦点になってました。
ジャンルは”室内四重奏”に限定して、その発展を追っかけてこの時代の傾向を探るのが目的。
主にハイドンの作品を分析して、比較するために同時代のモーツアルトとベートーベンの作品も分析。

毎回次の日のトピックについて調べて翌日発表し、関連の楽曲を全楽章毎日分析、翌日発表。


ともかく、本読むんがしんどかった。本をもって運ぶのも・・・。
先週の金曜日肩と腰が凝って(張って)、鼻血がでるかと思った。。。
Roommateがすみずみもみほぐしてくれて、生き返ったわ。


でも、感心するのがライブラリアン
友人のクリスとマリアンが夏の間バイトで音楽図書室の受付にいるんだけど、

今日は夜10時半まであけてあげるから、宿題がんばって!!

ありがと!見渡しても、そんな時間までいるのはこの授業をとってるたった4人ぽっきり。


授業の感想としては、
当たり前なんだろうけど(大学のとき、こんなみみっちりな音楽史の授業なかったから意識してなかった)、
音楽に歴史区分があるってことは、音楽が社会や文化、思想、哲学に強く影響されるからなんだねぇ。

なかなかおおらかなメキシコからの学生さんはたいして気にならんようだが、
どうしても島国育ちの私は、重箱の隅をつつくみたいに細かいところまで気になるから、
楽曲分析の発表に時間がかかる。
さすが先生、瞬時に私の甘いところをついてくる。
でも、自分が間違えたら、’あなたが正しいわ’って謝るのは、学ぶべきとこだな。
英語で戦えない分、楽曲分析みたいな言葉は関係ないもので勝負してた2週間でありやんした。

ちなみにクラスメートはみんなメキシコ人
メキシコの大学の先生2人と小学校の先生1人。
当然みなさんスパニッシュを話します。
宿題もスパニッシュで提出してるから、ちょいと頭にきて、ちゃんと英語に訳してもらうようにクレーム付けてみました。

あら、意外にも、みなさん素直に従ってくれる。

やっぱり、ここは日本じゃない、言わないと、誰も察してくれるなんてことはありえないのです。

2 Comments:

  • At 12:22 AM, Anonymous Anonymous said…

    おわったおわったぁ、家政婦役。なーんて。サブとしてこれからも頑張ります。とにかく、はたから見てても、YOKOちゃんはよくやったわ。先生達もproud of youらしいけど、私もproudだよー!YOKOちゃんは忙しくて眠かったのに、この二晩はバタバタしててごめんね。さて、このWeekendは、ゆっくり気分転換いたしましょう!

     
  • At 9:26 AM, Blogger Yoko said…

    期間限定しないよ、家政婦さん、

    2週間大変にお世話になりまして、感謝しておりまする。
    わたし、よくやったっていうか、そうでもしないと1人前なことはおろか、授業についていけないんだもん。
    作文のチェックとかしてほしかったけど、そんな時間もないし・・。ともかく必死でした。
    でも、すんでホっとしてる。
    あー、もう少ししたら、こういう日々が日常になるんだったね。
    その前に、さらに楽しい夏にするんだから!

     

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