Yoko's Graduate School Experience U.S.A.

中学校・高校で音楽と国語の教師を5年勤めた後、念願の留学が2005年に叶いました!これは彼女のアメリカ大学院生活の体験日記です。

Friday, February 03, 2006

Writingの先生



今週もあっという間に金曜日。

今日は、今学期から就職した、Writingの先生を紹介しますね。
中央より右よりの半袖の人が先生です。


彼女の名前はTrish。この人、ものすごいエネルギッシュです。
それもそのはず、先学期に大学院を卒業したばかりで、すごいやる気にあふれてます。
経歴もユニークで、大学では看護学を専攻して、しばらく看護士だったとか。
2人のお子さんのお母さんでありながら、一念発起し、大学院で英語を母国語としない人たちの英語教育を専攻したそうです。




だからか!?すっごい世話好き
クラスが始まってからというもの、ルーズリーフにハイライト用のペン、教科書に挟むしおり、宿題提出用のフォルダを支給されました。


ありがたい。


1回目の授業のとき、HWとして自己紹介を書いてくることになり、必須項目として「好きな食べ物」があったんです。


アメリカ人ってこういう当たり障りのないこときくの好きなのか?


と思いつつマンゴーと書いておきました。

すると、翌日の授業で、彼女、右手にマンゴーを掲げて立っているではないか!!


マンゴーだぁっ


って吸い寄せられるように近づいたら、

YOKO、いったい誰がマンゴー好きな、マンゴーパーソンかってクイズなのにぃ~

え!?そうなの?ごめん、先生。

先生、全員の好きな食べ物を一晩のうちに買ってきてくれてたのね。

なんだかそれから先生と意気投合。
毎週曜日は、先生が生徒のリクエストする食べ物を買ってきてくれます。
え、私、単に食い意地が張ってるだけなのか・・・?

HWもたっぷり出すけど、採点も細やか。
毎日、読む・書く 宿題が出されます。
今学期の大きな課題として、4つのエッセイと、1つのオーラルレポートを作ることになってます。

今学期のオーラルは、「音楽教育のあり方について  中世の音楽教育哲学から」にすることにしました。だって、音楽のクラスでそれについて勉強してて、この授業の大量な宿題に苦しんでるんだもん、使わない手はないよね。

クラスメートは8人。
台湾人、韓国人、ブラジル人、中国人、日本人です。

みんな本当にいい人たちなんだけど、やっぱり、アジアな私たち、戦争ネタになると、居心地悪い。。。
なかでも、すっごく仲良くしてる韓国人のLory,今週の授業で、

私はこの人たちの気持ちがわかるわ。だって、同じことを日本人から戦争のときにされたんだから!

この発言に中国人のRachelまでも、

Good job!(よく言った!)



おいおい、じゃあさあ、どうしたらいいの?

Trish
ホホホホ・・・クラス中に喧嘩はやめてねえ、もう60年はたってるんだから!もう、この子達ったら!!

って流してくれてありがとう。

この部分はいつまで立っても平行線なのか?
子々孫々とこの相容れない感情がつながっていくのが戦争なのかな?

ともかく、それはそれとして、毎日Loryは5時半に
YOKO、起きてる?ジム行くよぉ~

って電話してくれます。

2 Comments:

  • At 12:11 AM, Anonymous Anonymous said…

    面白そうなESLクラスだね。先生楽しそう!

     
  • At 12:40 AM, Blogger Yoko said…

    楽しいよ。先学期、このクラスとってたらこの先生に会えなかったわけで、なんだかんだと、ちゃんと用意されてるんだなあって感心してます。

    先生は私をcrazyだというけど、私は先生をお手本にしてるんだけど・・・。

    なんか知んないけど、すごく波長の合う先生です。

     

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