Yoko's Graduate School Experience U.S.A.

中学校・高校で音楽と国語の教師を5年勤めた後、念願の留学が2005年に叶いました!これは彼女のアメリカ大学院生活の体験日記です。

Sunday, February 17, 2008

韓国人の生徒たち

今、3人の韓国人にクラリネットを教えています。

5年生の男の子、
7年生の男の子、
10年生の女の子。

しかも、レッスン週2回。

どちらかというと、
いいえ、明らかに、

どこの家も、ご両親が熱心です。

「この楽器、おじいちゃんからのプレゼントなんだけど、
 どのレベルのものかしら。(率直に事実を言ったら、買い替えを検討中・・・)」

「うちのこの練習時間は、もっと増やしたほうがいい?」

「今日のうちのこの成果はどう?」



韓国本国では、かなり熾烈なお受験、学歴社会だそうで、
進学も就職も大変な模様。


子供の将来のために家族ごとアメリカに来てるって気がします。



親の期待がどうあれ、
やる子はやるし、やらない子はやらない。

世界共通の事実です。


裏を返せば、
ここでこそ教える側の本領を発揮すべきところなんでしょうね、



少なくとも、
それぞれの性格をよく見抜いて教えないといけないなあと感じてます。

どこで励ますか、
どう励ますか、
どんな要求をしてみるか、
どこまで要求してみるか、などなど

その上で、
「レッスンは少しチャレンジがあって面白い。」
って思ってくれる様に心がけてます。


私自身は教えること、
かなり楽しんでたりするけど。。。


彼ら、とってもかわいい。
課題をクリアしたときに、
思いっきりほめるようにしてるんだけど、
やっぱりそれって誰でもうれしいよね。

すっごくいい顔してます。

私もうれしい。

5 Comments:

  • At 11:56 AM, Blogger Megumi said…

    私、ピアノ習ってたけど「やらない子」の典型やったな。

    今思えば機会がある時にもっとちゃんとやっとけば良かった~(T口T;)。そしたら奏楽奉仕とかもできたのにね。

    韓国の親子も熾烈なお受験戦争を戦っているんやね。

    自分の子供ができたら、と最近考えるんだけど、私は全く「勉強しろ」と言わない親に、Jそんはすごく「勉強しろ」と言う親に育てられたんだよね。

    私は伸び伸びさせてもらって感謝だったけど、Jそん見てたらしっかり色んなことができるように教育されてるのも素晴しいと思うんだ。

    子供にプレッシャーや「やらなきゃ受け入れられない、駄目になってしまう」という恐怖感を与えずに、かつやる気を出してもらうって、どうやったら良いのかなぁ。

     
  • At 8:30 PM, Anonymous Anonymous said…

    めぐさん、
    ピアノやってたのね。
    そうそう、私も「勉強しなさい」とか「練習しなさい」とか言われたことなかったわ。
    「音楽がこんなにお金かかるんだったらやらせんかったわ」といってました。
    そういう面で言うと、お金がかかってるのにお金にならないというのがこういった文科系の分野かもしれん。

    Kuriksのパパに
    「すぐに役に立つような勉強はもしかしたらそれだけのものかもしれません。あなたの勉強している音楽は、もしかして一生何の役にも立たないかもしれない、それだけ奥深いものなのです。たくさんの人が勉強できる分野じゃないです。しっかり勉強してくださいね」って。

    めぐさんのポイントとずれちまいましたが、どういう風に子供を育てるか、これもまた大きな課題だね。

     
  • At 9:08 PM, Anonymous Anonymous said…

    Wow~, papa suteki~ :D

     
  • At 11:32 AM, Blogger Megumi said…

    Kuriksちゃんのお父さんがそう言ってたの?素敵だなぁ^0^。

    Yokoちゃんみたいな人が音楽やってるのは良いことだよ。私も普段音楽を真剣にやってる人と係わりのある生活してないけど、なんやかんやでYokoちゃんと友達してる間に音楽に触れる機会も与えられてて、豊かな時間を過ごさせてもらってるしね。

    自分の子供にはこういう先生についてもらいたいと思うね。

     
  • At 5:57 PM, Anonymous Anonymous said…

    Kuriks,
    日本に帰られる間際のほんの短い時間に、
    そっと、私に言われたんだよ。
    とってもうれしかった。

    めぐちゃん、
    こんな片田舎にいながら、
    なかなか会えない分野の人たちとあえて
    いい経験だったと思うわ。

    ああ、もうすぐ働くのね、私、、、信じられん。

     

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