Yoko's Graduate School Experience U.S.A.

中学校・高校で音楽と国語の教師を5年勤めた後、念願の留学が2005年に叶いました!これは彼女のアメリカ大学院生活の体験日記です。

Wednesday, May 07, 2008

終わるにあたって



このブログを読んでくださったみなさん、

ついに最終回です。



最後まで応援し続けてくださってありがとうございました。



やり遂げたっていう、満腹感みたいなものと、

おわってしまったという喪失感の中にいますが、


Yoko In America、


10年を超えた私の夢の達成は、

ここに完了です。






1番尊敬する音楽史のDr.Duhkan先生が

こう励ましてくださった。


「Yoko, あなたは2つの学位をとったのよ。

 もちろん1つは音楽、もうひとつは英語。

 次は博士課程ね。

 ここには博士課程はないから、

 州立大学のほうが安いし、いいわよ。」





「いえいえ、そんな大それたことはできません。」





「思い出して。

 修士をとる前も、あなたはきっとおんなじことを言ったはずね。

 

 そうね、○○大学で、○○奨学金と○○奨学金、

 あ、あなた、日本人だから、少数民族奨学金ももらえるわ。」







少数民族=日本人!?







社交辞令にしても、

1番しんどかったクラスの先生に言われて、

すごくうれしかった。



2年半、

決して優秀ではない私を

予想をはるかに超えて、

大きく祝福してくださった。





これからを楽しみにしつつ、ここに終わりたいと思います。



ありがとうございました。

卒業しました



5月3日、金曜日から3日間にわたって卒業式でした。
木曜日の朝、広島を出発し、
同じく木曜日の朝、シカゴに到着しました。
ただいま街は、お花一色。
一番いい季節、よね。

街中で、ミス イリノイ と遭遇。

このあと、ミシガンシティー(アウトレット)に行って、

今までは「いいなぁ~」と眺めていたコーチのバッグたちをまとめて大人買い!

ここ、安すぎます!!!


学校に1ヶ月ぶりに行きました。

毎日勉強していた、音楽図書館の机。。。


ミシガン湖も見納め。

かなり風が強くて寒かった。



音楽学部では、35人の所属生がいますが、

今回私を含む3人が卒業。

音楽はピンクなんです、この肩にかけるもの。

かわいいでしょ。

無事、特別演奏も「Amazing Grace」吹き終わりました。

私のここでの生活、

「Amazing Grace(すばらしい恵み)」の

一言に尽きます。

「これで、ここでの生活にピリオドが打たれたんだ」

学位を受け取ったとき、

そう強く感じました。

Saturday, April 26, 2008

驚きのお知らせ

いろんな人にJunの訃報をメールしていたら、
大学からのメールを見落としていた。

「君が帰国する前に話したと思うが、
 卒業式の特別演奏者に選ばれているので、
 曲目などを至急送るように。
 卒業式の式次第の印刷に間に合わせたいので、
 できるだけ早く!」


え?
そんな話したっけ!?
まさか、そんな大役が回ってくるとは思いませんでした。


早速曲を決め、送信。

お世話になった皆さん、Junくん、
心を込めて演奏したいと思います。

きいとってね。

悲しい知らせ

Bicyclist dies after being hit by vehicle in Mendon
Friday, April 25, 2008


帰国してまだ一ヶ月もたちませんが、
今朝、アメリカから電話がかかってきました。

「Yoko、Junが亡くなった。。。」








私の徹夜での引越しの作業を最後まで手伝ってくれた彼。

「卒業式、参加するから、また会えるね。」っていってたのに。。。







大好きだった自転車の練習中に車にひかれたそうです。

27歳・・・。




学校で、教師礼拝が7時半からあるのですが、
早速そこでも発表され、
校長が「皆さんでひざまづいて祈りましょう」と、
彼を知る教職員、同級生で教師をやっているものたち、
心を合わせて祈りました。



彼は理学療法士としてアメリカの病院で働いていました。
引越しの手伝いをしてくれてるとき、

「9月から神学校に行くことにしたよ。
 それ終わったら、日本に帰るわ。
 若い人たちに本気で伝道していこうと思う。」

っていってた。


ご冥福を心から祈ります。

京都のさくら

仕事が始動する間を縫って、
京都に桜を見に行きました。
朝4時出発。
そうしないと、人ごみで疲れてしまうからです。
京都御所  醍醐寺   嵐山  天竜寺  円山公園 
すばらしい桜でした。
チャドも大喜び。




3年間、日本の桜をみれないでいましたが、
取り返したと思うほど、
圧巻の桜でした。

Monday, April 14, 2008

始まったよ、私の現実

さて、現実の生活です。

入学式がありました。
特別演奏として「主の祈り」を吹かせていただきました。

新入生の保護者と2日間に渡っての面談。

ちっちゃくてかわいい男の子たちと、
高校生のような落ち着いた女の子たち。


十分な休息時間をいただいたあとだからか、
自分が年をとったからか、
かなりマイペースに仕事をしています。


ようやく、自分のアパートも段ゴールが全部アンパックされ、
「ここに住むんだな」って気がしてきた。


私の人生の夏休みを
このブログを読んでくださることで応援し続けてくださった皆さん、
本当にありがとうございました。

Yoko in Japan

となったので、このブログは終了にしようと思います。

そうだな、週末、京都に行ってきたので、
そのブログを更新して終わりにします。

3年近くのアメリカ生活、
16歳のときにアメリカに遊びに来て以来の、
「異文化にどっぷりつかって生活したい」
という夢が、15年のときを経て、終了です。


この貴重な体験を通して、
「私は愛されている」
って体感しました。


資金的にバックアップし続けてくれた両親、家族、
ブログを通して応援していてくださった皆さん、

5月4日の卒業式に参加した報告を最後に終了とします。

ありがとうございました。

チャドと寿司




私の勤務する学校お高等部に体験入学。


私と一緒に日本に来たわけで、


生徒が帰ってくるまで、


私の家にホームステイ。



早速寿司にトライ。


そして、中西部の皆さんはほとんど食べたことのない、お刺身も。


ちゃど、お箸も使えます。