Yoko's Graduate School Experience U.S.A.

中学校・高校で音楽と国語の教師を5年勤めた後、念願の留学が2005年に叶いました!これは彼女のアメリカ大学院生活の体験日記です。

Thursday, December 28, 2006

ルーミー、1つ年を重ねる。



ルーミーは、見た目も考え方も行動も若々しいため、
まさか、私より年上、とは会った人のほとんどが気づかない。

が、彼女も人間なので、このたびまた1つ年を重ねました。

彼女の友人を招待し、
Eunyheが韓国ビビンバを作って
アフリカの彼女のお父さん、お母さんにあたる人が
アフリカ料理を作ってくださって、にぎやかな誕生会に。

さすが、アフリカに1年住んでいただけあって、
リクエストされていないのにもかかわらず、
いつでもアフリカンダンスができる出で立ちで登場。

新しい1年が沢山の祝福に満ちた1年になりますように。

Friday, December 08, 2006

え、マイナス11度って・・・

今日の朝は、パキパキした寒さ。
信号が2個しかない大学町のダウンタウンの銀行の曲がり角、
そこの電光掲示板を少しスピードダウンして覗いてみると、

マイナス11度。。。。。。。。。。

寒いわけです。

でも人々、元気です。
何が広島と違うんだろう???

まず、家でも何でも、建物内の空調が完備されてること。
朝起きて、布団から出ても寒くないんです。
部屋の中では半そでの人とかいますからね。

私の格好はといいますと、
ニット帽子、マフラー、手袋、ダウンのジャケット、タイツ、タートルネックのセーター
ですよ。

完全防寒!

そこのあなた、
今”おばちゃんみたい。。。”って笑ったでしょ?
笑えませんから、この寒さ!

クリスマスコンサート コワイヤーとオケ




月曜日からテストだというのに、
土曜日、日曜日とコンサートになってます。

楽屋裏では、オーケストラのメンバーと
コワイヤーのかなりメンバーが
教科書片手に控えたりしてます。

このコンサート、かなり大盛況で、
ホールが連日いっぱいになります。

土曜日は8時から、日曜日は4時からですが、
コンサートの内容が2時間なので、ほぼ半日仕事です。

ここにいて思うのは、
ここの人たち、本当にクリスマスが好きみたい。
さすがにキリスト教の国だなって気がします。

単なる休日って感じがしないんですよ、
やっぱりお祝いしてる、って気がする。

町中、かわいいデコレートで埋め尽くされてます。
たまに、ここは遊園地かっていうお家もあるんですけど・・・。

Thursday, December 07, 2006

これも楽曲分析なんだぁ~

「技術的な楽曲分析 1」っちゅうクラスが終了しました。
月曜が試験です。

今学期学んだのは、大きく分けて2つの事。
1.どのように 細かく、細かく 曲を分析するか。
2.いかに 大きく 曲を捉えるか。

この矛盾する問いに、4人の音楽理論家の楽曲分析方法が紹介され、
中間、期末テストではそれを身に付けたかどうかが問われました。


音楽って、絵画と違って、空気に消えていく芸術です。
でも、今回勉強した、曲を大きく捉えるってことは、
1曲を、1枚の写真のように捉えていくことなんです。
すごく論理的で、かつ、柔軟性があって面白かった。

これも今週、木曜日に今、自分がレッスンで取り組んでいる曲の分析のプレゼンってことで
発表しないといけなかったんです。

これが波乱万丈な展開に。

トップバッターはDana.
順調な滑り出し・・・
と思いきや、みんな相当、この宿題に苦しんだと見えて、
いらいら感をあらわにする人や、
自分がコンセプトをつかみ切れないことに対して泣き出す人、
プレゼンの準備がきちんと出来てなくてしどろもどろの人。。。

最後の発表者が私でした。

私、こんなに混乱したクラスの中で、発表大丈夫???
って思ったんだけど、

意外なことが。

私は几帳面ではないのですが、ものさしはよく使います。
今回の課題もすべてものさしできれいに書いていきました。

”わー、YOKOの分析、きれいねー”
って、見た目でみんなの心を掴んだらしい。
外見も大切なんです。


”日本人だから、物差し使うのよねー”

っていったら、なぜかみんな大爆笑。


この分析方法、おおざっぱなA型の私にはしっくりきます。
とはいえ、こまごま分析するのも嫌いじゃないんだなって思った。

だって、英語で十分にいろんなことが説明できないから、
分析みたいに、あるルールに従って、記号や公式に当てはめていけば、
それを示しただけで、共通理解に至れるんだもんね。

それでは、テストを受けてまいります。

こりゃ、おもしろいわ。

今週で今学期の授業終了。
来週がテストと最終的な課題の提出で冬休みが始まります!

まちきれーーーーんってな心境です。

今週の水曜日には、音楽教育のクラスで、

・Dalcloz
・Kodaly
・Orff

の実践の様子をビデオで見て、

1 創設者の生い立ち、どのようにその教育法がつくられたか。
2 なぜその教育法が作られたのか、目指すゴールは何か。
3 重要な概念をまとめる

が宿題で、プレゼンテーションをするということになってました。

私の通った大学では、音楽教育専攻することができましたが、
木管楽器専攻生の私は、どういうことを勉強をしているのか
よくわからないまま、卒業しちゃいました。

が、この分野、面白い。

さらに、上に挙げたうちの2つ、あるいは3つ全部を合わせた教育法があって、いってみれば無敵な方法論なんですが、こういう分野のスペシャリストになって、音楽教室を開いてもいいよねえ。

クラスでは、ほかにいくつかの教育方法論も紹介されたので、
休み中に実践ビデオを探してみてみることに。

しかも、素晴らしいのは、アメリカではこういうことを勉強するチャンスが沢山あるんですよね。
夏休みとか、冬休みにあちこちで、それぞれの教育法の免許を取るためのコースが開設されてます。

これらの教育法の存在意義、あるいは究極の目的は
「いかに音楽を楽しめる人間を育てるか」
つまり、いかに人生の楽しむか・・・かなあ。

なのではないか、が今のところの私の見解です。

音楽すること・音楽を聴くこと・音楽を作ること
をより楽しめる人間を育てる。

自分が教師だったとき、もどかしい思いがしていた、
いろんな問題の答えになりそうな
ヒントやアイデアを沢山もらえる授業だったな。

Sunday, December 03, 2006

午後1時、-6度。。。


この2,3日雪が降り続いてます。 かなり寒いです。


家の部屋から見たところを夏と比較。

気温は午後1時ながら、-6度。

今週は今学期最後の週。

来週は期末テストです。

12月15日よりクリスマスブレイク。

昨日もクリスマスコンサートで吹いてましたが、

来週も土曜、日曜とコンサートです。

やはり、本当にクリスマスの日には、すでにクリスマス済んでますモードになってるのかな?