Yoko's Graduate School Experience U.S.A.

中学校・高校で音楽と国語の教師を5年勤めた後、念願の留学が2005年に叶いました!これは彼女のアメリカ大学院生活の体験日記です。

Sunday, February 26, 2006

Wind Symphny & Choir vesper Concert





金曜日の夜7時半より、Choirと一緒にコンサートでした。
ルームメイトに頼んで、頭をアレンジしてもらいました。
Shionには気合入れ過ぎっていわれたけど・・・。


はじめにメサイヤから2曲Choirが歌い、Bandが3曲吹いて、1曲は高校生の弦楽器もコンバイン。
さすがアメリカ、本番の流れとか、そういう細かいことは本番15分前にみんなにアナウンス。
こんなに大人数なのに、これで成り立ってるから まあ、いいか。



この日は、3ヶ月ぶりに引越ししたAncaにあえました。
うれしかったな。

来週はオーケストラのオペラのコンサート。

昨日、ロミオとジュリエットを読んでたら、曲の旋律がいっそう悲しく聞こえる。

あの牧師さん、なんで、納骨室でロミオを待ってなかったの?

The Chin's Festival


チン族 のお祭りに行ってきました。

チン族とは!?
ビルマの1つの部族なんだそうです。500くらい部族があり、言語もたくさんあるようで、ビルマ人(ミャンマー人)同士でも言葉が通じないってことがあるんだそうです。

10歳以下の女の子とファッションショーから、熟年のおば様たちのファッションショー、もちろん、写真の彼女たちのファッションショー、伝統的な踊りなどがありました。

すっごい会場は盛り上がってるんだけど、彼らの笑いのつぼがいまいち自分と違うんです。この辺も文化の違いなんだろうか???

チン族の彼女たち、すっごく素朴でかわいい。
この子達のファッションショーに大興奮の同じ学校の男の子たち。この辺は地球上、どこでも同じね。


で、ですね、この日、すっごくうれしい食べ物発見!

なんと、あんぱん です!!!!

味も日本風。おいしいよ~。あんこのひんやり感がたまらない。

うれしくてこんなにもらったら、さすがにチン族の皆さん、

あの人、どうしてそんなにアンパンほしがるの?

って顔してました。


この日は、この町に住むMizutaさんご夫婦のおうちに泊めていただきました。
たくさんの人達が,この家をまるでアメリカの実家のように感じているというのが伝わる、懐の大きいご夫婦でした。

素敵な出会いだな。 初めてお会いしたのに、すっごいくつろいで帰りました。

また遊びに行きまーす!


Monday, February 20, 2006

黒人教会

黒人の小さな女の子たちって本当に頭からしておしゃれでかわいい。

この方、この教会のミュージシャン(鍵盤楽器全般を担当されてるので)なんですが、アレンジ力が素敵。アレンジを教わりたいなあと企んでおります。

この方以外に2人、鍵盤担当の人がいて皆さん地元の音楽の先生だそう。これに、サックスやトロンボーンが加わり、さながらジャズのようです。

たまたまこの日、ピアニストが足りないってことで、わたくし、急遽参加。Modulation(転調)の勉強になりました。

左の黒人さん、Pastor Gabrielさんなんだけど、CDとかだして、全米をクリスチャンシンガーとして歌って歩いていたこの人、歌手活動の後、就職していましたが、仕事をやめ、家庭を解放して、伝道を始め、いま、デトロイトで2つの教会を牧しているんです。とっても、教会の人に慕われています。

日本じゃ、ちょっとこういう人近所にいませんよね?ある日、お隣さんが仕事をやめ、家庭で説法とか始めたら、日本じゃ、怪しい人じゃない?

この牧師さんにひかれ、片道3時間かけてこの教会に通う、Erikaさん一家。 

ご主人のGlennもすっごく真摯な人です。黒人さんって、危険な人という私のちっぽけな日本人的な発想を打ち砕いてくれたGlenn。奥さんを心から愛していて、結婚10周年っちゅうのに、新婚さんのようです。

最近、教会音楽のクラスでChurchgoerって単語があって、はて??なにこれ???っと思って調べると「単に教会に通っている人」つまり、熱心な教会員ではないが、教会に行っている人 みたいな感じかな?ふ~ん、そういうカテゴリーがあるんだ。

アメリカにいる間に、いろんな宗派の教会も覗いてみるってのも、アメリカのいろんな側面が見れて面白そうだな。

1年で一番寒い日

今日は、本当に寒い。

ちなみに、同じ場所ですが夏の写真です。

どこも、水分のあるところはすぐにカチカチに凍っております。

これは車体にできたツララ

濡れた髪で外に出ようものならあっという間に凍っております。

濡れタオルは一瞬にして武器に化します。

外気に触れると肌が痛い。自動的に鼻水が出てしまうって寒さです。

恐るべし、ミシガン・・・。

今年は例外的なといっていたではないか!!

なめておったわ・・・。

ところで、1ついいお知らせが。

3月11日のブラスバンドのPOPコンサートなるものの中で、クラリネットアンサンブルで1曲吹いてみたら?とバンドのディレクターに言われました。

やったー!!!デビューだ!!!!

でもねえ、Caseyったら、「あっその日は僕・・・」といっておったな。

万障繰り合わせていらっしゃいね、Caseyくん!いいわね!!

Thursday, February 16, 2006

Bass Clarinet


今日は

午後5時からバンド、

6時半からクラリネットアンサンブル(クラアン)、

7時15分~9時までオーケストラなので、吹いたって感じします。

1日にB♭管、A管、E♭管、Bass Clarinet 吹くわけで、なかなか口が忙しい。



来週末、バンドでのコンサートがあります。なかなか面白い曲をやってます。毎月コンサートをするみたいで、いろんなジャンルの曲があります。いつか詳しく・・・。

オーケストラでは、オペラの有名なアリアをしています。ロミ(メ)オとジュリエット 蝶々婦人 ラ・ボエム に参加してます、私は。今日は歌科の人達も来てて、なかなか楽しかった。

でも、バスクラって、休みが多いんです。ま、つまりちょっぴり退屈だったりするけど、今日は あなたの音は深くてとってもいい。などとほめられ、いい気になってます。

ちなみに、リードの大きさがこんなに違います。

B♭管用のリードと比較してみました。

そうそう、バスクラはプラスチックのリードを使ってます。

音がすごい簡単に出るんです。リードミスが少ないし。

*業務連絡:親方、こんな偽物のリードを使ってる私をお許しください*

Wednesday, February 15, 2006

アメリカのバレンタイン


ブラスの皆さんのために、ホールケーキを3個作ったんです。
KeityとDanaがデコレートを手伝ってくれました。
すっごくかわいいケーキでしょ?

もちろん、みんな喜んで食べてくれました。
あ~うれしいわぁ!!

なんか、すごい達成感に満ちてる私。

Keityが
みんなにアナウンスするのはYokoよ!

というので、勇気を振り絞ってバンドの練習直後みんなに発表したんだけど、みんなちゃんときいてくれて、ほっと一安心。





大量に焼いたクッキーは小分けし、筆ペンで名前をひらがな書きし、個人的にいろいろ助けてくれている友人や先生方に上げました。
またまた、Unhyeに詰めるのを手伝ってもらいました。ありがと。



こんなにあげたい人がいるんだなってこれもまたうれしい。



みんな、女性も男性も、老若男女、

Sweet~ Yoko~ 

ってハグしてくれました。
まだ、慣れないけど、一応ハグを受け取れるようにがんばりました。

確かにアメリカ人たちも、バレンタイン用に売られているチョコレートとかを小袋に分けて人々にあげたりしてるんだけど、手作りでというと、かなり驚くみたい。
しかも、女性は通常してもらう側だから、日本と韓国みたいに、女性が準備してることに関して、素晴らしい国だ、ぜひ住みたい  などとみなさん、驚きを隠せない様子。

でも、日本には来月、ホワイトデーなるものがありますから!!
くれぐれも、こちらの男性の皆さん、日本人女性を誤解しないように。



で、最後に私のケーキを。
少し進化したと思うんだけど。。。
自分としては、みんなに喜んでもらえたし、満足。




Sunday, February 12, 2006

ついに にっぽースキー 登場!


今学期はシラバスなんぞまで用意して、かなり気合の入るにっぽー先生です。

が、しかし!!

われわれの予想通り、2週目のレッスンに何の連絡もなくこなかった・・・。
留守電のメッセージにあった、補講の日曜日、来なかった・・・。
音楽部のセクレタリーには、先生をほかの人に代わるよう、強く勧められておるところです。

でも、なんかこの先生好きなんだよね。


なんてことはない、それでも、彼はいたって陽気。
毎週木曜日にレッスン受講生に対して、Studio Class を開催することにした模様。

先週第1回が行われました。


テーマは リード作り。 次回はこれに関連して ナイフの使い方
とっても参考になります。

ちなみにリードって言うのは、Clarinet, Basson、Oboe の楽器をくわえるところにつける、植物の葦でできた共鳴部品のことです。

そして、ついに、このクラスの最中に、かの有名な にっぽー(乳頭)クリームの紹介があったので、先生に、


「実は先生のことを にっぽースキー先生 って呼んでます。」

っていったら、先生に大うけ!

「僕のこと、ブログで書いてるんじゃない?」

「ええ、当然!」




ちなみにStudio Classのおさらい

1.新しいリードを用意する。
2.3~4週間、朝晩2回、リードを水に浸し、乾燥させるを繰り返す。
3.十分に葦の繊維が破壊されたところで、リードの裏側をサウンドベーパーで平らにする。
4.吹きながら、リードのバランスを確認し、サウンドペーパーやナイフで整える。
5.リードは湿度を一定に保って保管するほうが長持ちするので、冬場は少なくともジップロックに入れて持ち運ぶ。
6.リードの寿命が近いと感じたら、にっぽークリームを塗ってしばし生き返らせる。




クラリネットって、楽器が馬鹿高く高価でない分、こういう付属品をずっと買い続けないといけないという部分は、フルートみたいに、ケースから取り出したらすぐふけるって楽器に比べると、損した感じ。     
でも、このリードひとつで、音質とか音色というものが違ってくるから、実はかなりお得なのかも。

なかなかいいリードが見つからないとき、リード難 といいますが、英語ではなんというんだろう? 

にっぽー先生に聞いてみよう!

音楽部の出口からの風景

人の通り道はがまかれてこんなふうに雪がなくなります。

愛情こめすぎ!?


火曜日がバレンタイン

アメリカでは、主に、男性が彼女に花束とカードを送る日だそうです。
が、日本では女の子から・・・という日なので、この際、いろいろありがとうと言いたい人たちになんかつくろうかなってことで、平日には作れないし、本日、大量にクッキー焼きました。

現在、日曜、の5時です。


バンドの人たちにはKeitieとDanaとケーキを作ることに。
でもね、時間がすれ違うので、スポンジは私が大型を3つ焼いといて、バンドの前に3人でそれぞれデコレートしようと思います。 バンド用のケーキたちは後日アップするので見てくださいね。


今日はこっちのオーブンの加減がいまいちわかってなかったので、ケーキの予行練習もしました。
作ったケーキは、私のアシスタントとして朝まで付き合ってくれた Unhye にもらってもらいました。 Shionくん、喜んでくれたかな?


クッキーなんですが、さすがにアメリカ、混ぜたらすぐ焼けるクッキーミックス、混ぜて棒状になってる冷蔵食品のクッキーのたね、オーブンで焼くだけの冷凍クッキー。。。

なんでもあります!

150枚クッキーを作る予定でしたが、それ以上ありますね。

あとはラッピングです。

本日は8時からと10時から、かつて私が働いていた学校の生徒であった2人(Risa & Asa:彼らも同じ大学に留学中)がお菓子を作りにきました。彼女たちもがんばってたくさんおいしいお菓子を作りました。

あー、今週は宿題がいっぱい。

でも、この私の愛情たっぷりのお菓子たちが、私の大切な人々に渡せるのかと思うと、すごくわくわく。

さあて、彼らは、女性である私から受け取ってどんなに楽しいリアクションをしてくれるのかな?

Thursday, February 09, 2006

フィールド トリップ In Chicago!


火曜日、1日シカゴで過ごすというクラスがありました。

行き先は
①水族館
②科学技術博物館


でもですね、①には夏にいったんですよ。②は興味関心があまりもてない。

そこで、ディレクターにダメもとで

美術館に1日中いさせてください。

と交渉。結果は!!

あなたは教師として働いていた社会人だから、あなたの意見を尊重するわ。その代わり時間は守ってね。

まじ!?だったらガイドブックもって来て観光するんだった!!!

でも、引率の先生がつきました。誰でしょう??
それは、なんと、

私のルームメイトではないか!!

彼女の専攻は英語を母国語としない人の英語教育(大学院)なので、サブティーチャーなのです!

ナイス!!

曜日無料解放という太っ腹なシカゴ美術館。

いい美術館だった。
スーラの点描画が好きなんですけど、日曜の午後の○○公園(公園の名前忘れた・・・)の本物に出会えて感激!

思うに、本物の絵を見たり、コンサートでいい音楽聴いたり、芝居見たり、ミュージカルに感動したり、サーカスの楽しさに時がたつのを忘れたり、スーパー歌舞伎に圧倒されたり、美しい茶器で一服したり、大好きなイタリアンを大好きな人と食べたり、母さんの作る煮っころがしを口いっぱいにほおばったり、ご機嫌においしい純豆腐に出会えたり・・・

これらって似てない?

食べ物が体の栄養になるように、目から入ってくる栄養だってあるよね?

音楽が私から発せられるとき、こういう栄養が、音だったり、色だったり、雰囲気だったりしながら、形を変えて私の中から外へ現れる。

たくさんのいいものを蓄えたいな。

そうそう、4月になんだか知らないうちに、David Shifrinさん(今アメリカで一番のクラ吹きなんだって)のマスタークラスレッスンにサインアップされてますよ、わたし。

よっしゃ、やるよぉ~


では、美術館の様子をみてください。4枚目は正面玄関。なぜがライオンが2頭います。















そしてですな、夕食はかの有名な シカゴ スタッフド ピザ なり!
英語の先生と大食い競争しました。
彼はがたいのいい黒人さん。

しかーし!かろうじて私が勝利!!
切れ完食!!

超ヘビー、でもうまい!


ごちそうさま!

大快晴のウィンディー(風の強い)Chicagoでした!

                        さむ~い

Monday, February 06, 2006

Chinese New Year!!


今日は暦から1週間遅れながら、大学敷地内の小学校の体育館で中国人留学生主催の旧正月パーティーに招待されていってきました。


毎年、300人はやってくるこのパーティー。今年はスーパーボールの中継と重なったためらしく、少し少ない人のいりだったらしい。

最近、正直ちょっと怖いんだけど、こういうアジアンな集まりに必ずいる、アジア大好きな黒人さんとか白人さん、ふいに写真撮られたり、握手を求められたりして、こ、こ、怖いです。でもいつも見かける人が同じで、フィリピン人の集まりのときも、中国人の集まりのときも、韓国人の集まりのときも、なぜか同じ人々が・・・。

私の偏見だったら本当にすみません。

一番最初に親しくなった中国人のご夫婦。デービットさん一家です。デービットさんと娘さんのイブちゃんは名前が呼びやすいんだけど、奥さんが晶晶と書いて Chinchinと読む、日本人はあんまり連呼できない名前でですね、

「Yokoは私の名前を覚えてくれないのね!!」といつも怒られます。

勘弁してください、そのたびに「私の名前は 晶晶よっ」ってゆっくりいうのは!!!

彼らの家で行われる金曜日の夜の聖書研究、まだ1回しか参加できてないんだけど、神学生ばっかり集まってるのに、なんかアットホームな感じでした。ま、みなさん、かなりの忍耐力で私の話に耳を傾けてくださるいい方ばかりなんですけどね。

Sunday, February 05, 2006

Trudy母ちゃん!!


今日は、Trudy母ちゃんにビルマ料理をご馳走になりました。

う、う、うまい!!!

これ、モヒンガって言う料理なんです。ビルマでは一般的に朝ごはんかお昼ご飯なんだそうです。あと、お葬式とか結婚式みたいに大勢人が集まるときにも振舞われるとか。

いろんな食材が煮込まれたスープが麺にかかっているんです。これ、絶対マスターして帰るんだから!!


彼女はDaisie。一緒にモヒンガを食べてるところです。

大学院の事務関係の仕事をしています。

2年前、大学の下見に来たとき、ゲストルームが空いてなくて、「もしよかったらうちに泊まって」ってメールをくれた時から、友人になりたいと思ってました。そしたら、ルームメイトのエクスルームメイトだった!

私は「モナリザ」とひそかに呼んでいます。しゃべる声やほほえみがとっても上品。新婚さんです。とても私より年上とは思えないかわいい人です。

思うに、レストラン(日本では)の高いご馳走もおいしいけど、こういう家庭料理って、素朴で、飽きなくておいしいよね。

んんん、食とは奥深いものよのう・・・

*食留学ではありませんので。念のため。

さて、今日は、中国人教会で特別音楽を演奏させていただきました。

ピアノはAsaちゃん(左)。彼女が中学生だったとき、わたし、先生だったけど、いまや同じ学生です。面白いなあ、こういう巡り合わせも。彼女は今私の呼び方についていろいろ試行錯誤してます。

「もう私の先生じゃなくなったから、いくつか考えたんですけど、ピーちゃんなんてどうですか?」

「・・・?」

なぜピーちゃんなんだ、Asa!!

今日のお話をしてくださったBruse先生。

25年前に広島教会で英語の先生をしていたそうで、会話は忘れてるみたいだけど、聞くほうはしっかりわかるみたい。日本人の学生を全員おうちに招待してくださるとのこと。

先生、楽しみにしてます、アメリカ人の作る日本料理、面白いですよね、こういうのも。

Friday, February 03, 2006

Writingの先生



今週もあっという間に金曜日。

今日は、今学期から就職した、Writingの先生を紹介しますね。
中央より右よりの半袖の人が先生です。


彼女の名前はTrish。この人、ものすごいエネルギッシュです。
それもそのはず、先学期に大学院を卒業したばかりで、すごいやる気にあふれてます。
経歴もユニークで、大学では看護学を専攻して、しばらく看護士だったとか。
2人のお子さんのお母さんでありながら、一念発起し、大学院で英語を母国語としない人たちの英語教育を専攻したそうです。




だからか!?すっごい世話好き
クラスが始まってからというもの、ルーズリーフにハイライト用のペン、教科書に挟むしおり、宿題提出用のフォルダを支給されました。


ありがたい。


1回目の授業のとき、HWとして自己紹介を書いてくることになり、必須項目として「好きな食べ物」があったんです。


アメリカ人ってこういう当たり障りのないこときくの好きなのか?


と思いつつマンゴーと書いておきました。

すると、翌日の授業で、彼女、右手にマンゴーを掲げて立っているではないか!!


マンゴーだぁっ


って吸い寄せられるように近づいたら、

YOKO、いったい誰がマンゴー好きな、マンゴーパーソンかってクイズなのにぃ~

え!?そうなの?ごめん、先生。

先生、全員の好きな食べ物を一晩のうちに買ってきてくれてたのね。

なんだかそれから先生と意気投合。
毎週曜日は、先生が生徒のリクエストする食べ物を買ってきてくれます。
え、私、単に食い意地が張ってるだけなのか・・・?

HWもたっぷり出すけど、採点も細やか。
毎日、読む・書く 宿題が出されます。
今学期の大きな課題として、4つのエッセイと、1つのオーラルレポートを作ることになってます。

今学期のオーラルは、「音楽教育のあり方について  中世の音楽教育哲学から」にすることにしました。だって、音楽のクラスでそれについて勉強してて、この授業の大量な宿題に苦しんでるんだもん、使わない手はないよね。

クラスメートは8人。
台湾人、韓国人、ブラジル人、中国人、日本人です。

みんな本当にいい人たちなんだけど、やっぱり、アジアな私たち、戦争ネタになると、居心地悪い。。。
なかでも、すっごく仲良くしてる韓国人のLory,今週の授業で、

私はこの人たちの気持ちがわかるわ。だって、同じことを日本人から戦争のときにされたんだから!

この発言に中国人のRachelまでも、

Good job!(よく言った!)



おいおい、じゃあさあ、どうしたらいいの?

Trish
ホホホホ・・・クラス中に喧嘩はやめてねえ、もう60年はたってるんだから!もう、この子達ったら!!

って流してくれてありがとう。

この部分はいつまで立っても平行線なのか?
子々孫々とこの相容れない感情がつながっていくのが戦争なのかな?

ともかく、それはそれとして、毎日Loryは5時半に
YOKO、起きてる?ジム行くよぉ~

って電話してくれます。