Yoko's Graduate School Experience U.S.A.

中学校・高校で音楽と国語の教師を5年勤めた後、念願の留学が2005年に叶いました!これは彼女のアメリカ大学院生活の体験日記です。

Wednesday, August 31, 2005

涙が止まんない。。。

今日は7:00からオーケストラのオーディション
なのに、7:00からクラリネットのレッスン

はて、どうしたもんかな?

オケの先生のところにいった。
誰かと話し込んでるらしく、部屋の前でかなり待った。
貧血になりそうだった。多分なってた。
途中で私より後に来た人がしびれを切らして、コンコン!ノックして部屋に乱入。
何人かがここぞとばかり、入り口に押しかける。

「おっ、YOKO、どうした?」

「~というわけで、レッスンの後に
オーディション受けてもいいですか?」

「OK。(早めにおいで、
ぼくはオーディション
開始前にいる。)

「お~、ジョー・・・」って次々に応答する先生。


問題はですなあ、
( )が理解できてなかった事!!!



~遅くまで待ってくれてるんだな~



と勝手に理解し、レッスンを受け、いそいで学校の横のホールへ。




・・・カギが開いてない・・・

・・・ひとけがまったくない・・・

ホールまわりを歩いて、開いてる扉を発見。
なかでひっそり修理をしているおっちゃんに誰かみたかと聞く。
「そやねえ、30分前くらいまで音しとったけど、どうしたねえちゃん。」

とほほ。。。


深呼吸一つ。
わたしのちょいとヘビーな楽器を反対の肩にかけなおし、気を取り直して再びMusic Departmentへ。

先生がいる!
コンコン

「YOKO、どうしてこなかったの?」

ええええええええええええええ??

「わたし、先生のいってたこと理解できてなかったみたいです。」

「君を歓迎したいけど、受けにこないといけないよ。」

「だから、今レッスン終わっていったんですけど!!」

「明日、君の都合のいいときにきなさい。また明日!」





悔し~~~~い!!!
悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい
悔しい!!!!

レッスンですばらしい先生に出会え、ちょっとほめられて、
「よし、がんばるぞ!」なんて思ってたから、余計に悔しい。



いま、日本で英語をしゃべるために勉強している皆様、
できる限りよくばっての語学の向上を目指してくださいまし。



わたしは人前で泣く事はおろか、泣くってことは2年に一回あるかな?
もちろん、映画とかに感動したら、人目もはばからず、
鼻水たらしてないてるけど、悔し泣き5年前に1回だな。

悔しい。
だから、がんばる。

あっ、ちなみに履修登録未完のまま。
これ、今週末に詳しく書きます。
9月11日までに終わらないとイミグレーションの関係で
「本国に強制送還」されるとのこと。
あと2週間のブログになるかも。。。


ここで、オーディションのはずだった・・・。

Sunday, August 28, 2005

パニック ナンバー5



のようなミシガン湖夕日です。


どうしてアメリカの大学院に来る事になったかということについては、また機会を見つけて書こうと思います。


さて、明日から授業!と思ったら、ESLのほうはなんだか生徒が駆け込みでたくさんきてるらしく、明日は授業にならないからESLのクラスなし。音楽だけとなった。



なので、急遽ブログの更新♪



アメリカでパニクったこと ベスト5

  #5 書類がなかなか届かなかったこと。手続きが進まん。
  #4 夏の英語室グラムにやたら台湾人がいて、

  中国語のリスニング力の方が上がったな
                                 って思った時。

  #3「あと7日間しか寮にすめませんよ」
              掃除のおばさんに言われた時。

  #2 授業料が安くなるようにアドバイスはありがたいが、次々提案される案に
    理解がついていけなくなった時

  #1 今週初め「留学生説明会」に参加し、私を除く参加者はかなりぺらぺらで、
     私に聞こえてくるのは
      「これは大変に重要な事です」
    「決して忘れてはいけません」

                    という前ふりばかり。。。
  Oh No!
   一体何が重要で忘れちゃいかんのだ!? 

  説明会に出て余計に不安になる私・・・。



今パニクっていること ベスト5

  #1 明日が締め切りなのに、
     わたしの学生ビザ情報が大学のオンライン上では
     「不正なビザ情報」となっていること。
     留学生事務所のスタッフは
     「あ~あ~、それよくなんのよお、
     気にしなくって大丈夫。
     すぐ正しい情報に変わるから~」 って、
    おい、明日が締め切りなんじゃあああああああ
  
  #2 引っ越したアパートの水がひどいっては大家さんにきいてたけど、
     どうしてそんなに「銅&いおう」のにおいがするの? 
     「ここは天然温泉かい?」  
      ってシャワーするたびに悲しくなる。。。
 
  #3 楽器を練習していたら、右隣から同じ曲がチェロで、 
     「えっなぜ?」、
     そしたら左隣からトロンボーンまで同じ曲!!
     おい、いやがらせかあああああ!!って思ってたら、
     「トントン」
     「ぼくもその曲やってるんだけど  
    もともとクラリネットの曲だから
    ぼくの演奏聞いて
    アドバイスくれないかな?」

 日本語でアドバイスするので、勉強しておくように。

  #4 わたしの大学院のアドバイザーがバンドの指揮者である。
      だからか、ブラスバンドのクラスはとるつもりがなかったのに、
      オーディション参加リストに入っているし、
      近隣のバンドにバイトで参加するように手続きされてたり。。。
      知らないうちに物事がどんどん進んでいる・・・。
      先生、わたし、自分のスケジュールが把握できません。

  #5 日本いるときから、生徒に抱きつかれるのにも違和感を感じる私だが、
     ここでは、性別問わず、抱きついてくる。

     「YO~KO、ひさしぶり~」

     といって2Mは超えてるだろう大きな黒人さんにハグされると逃げられん・・・。

     昨日もあってるっちゅうに、こら!

     慣れるのかなあ???



まっ、ともかく、明日はレジストレーションを完了させんといけませんな。

Saturday, August 27, 2005

わたしについて

月曜から授業なので、まめまめできないなぁと思い、自己紹介をしときます。

日本の私立の中学校で5年間働いて休職、現在アメリカの大学の音楽教育専攻で大学院に入るところなんです。

                      

中学校では、

全学年の音楽 と 1学年分の国語 と 諸活動                                                                 

        ・合唱、

        ・ハンドベル、

        ・弦楽アンサンブル、

        ・生徒会  

        ・ソフトボール部の顧問だったな?

        ・ジョギング&水泳部の顧問だったよ

をやりつつ、     

たった一度だけ担任  2-Bのみんな、元気であろう。        

3年間は寮の舎監   気分はすでに「肝っ玉母ちゃん」

をやらせたいただいたわけです。

「おいおい、音楽と国語、どっちの先生なんだよ?」って???

いい質問ですな。

大学では音楽が専攻でしたが、教育学部だったし、現在国立大学の民営化(申し訳ない、詳しいことはよく理解してない)により、教育学部自体が吸収合併されたり、なくなったりしているように、当時はこれからいったいどうなるんだ!?って時で、

実際、私なんかは「教育学部特設音楽」で受験し、入学後に名称変更

「教育学部学校教育教員養成課程音楽教育専修木管楽器専攻」って、

おいおい、そりゃないだろう、書類に書ききれーーーん的学部に入学しちゃったんだよね。

というわけで、前年度までやってはいけなかったこともなぜか解禁になっており、ついついよくばった。。。

「あのね~こんなにとれないよ、卒業単位220(通常120単位で卒業)くらいになってるよ、無理ですからっ」

って教務のおじさん言ってたなあ。

そんなこんなで、無法地帯と化した教育学部の中で                                                      小学校教員1種免許状、音楽科教員1種免許状、国語科2種免許状をもらいました。                                 

日本の大学では、授業料さえ払えば、いくら授業をとってもおんなじ値段です。

でも、アメリカの大学は 単位数×料金 なので、とり放題ではありません。

私なんぞは序の口で、周りには「教員免許のデパート」と呼ばれる舞の海みたいなつわモノもいたから、みんな何かしらオプションとってた。

こんな感じで、何かの緊急事態に備えて控えとして取った国語の免許ではあったが・・・

ふたを開けてみると、

全学年音楽    YOKO (まあ、これは想定の範囲内)、

第1学年国語科 YOKO  えええええええええええええええええ                                                                                     (これは私の水戸の印籠ではないの!?あれ?いきなり緊急事態?)

こんな教員生活のスタートでした。

Friday, August 26, 2005

これが アメ~リカ なのね!



みなさま、はじめまして!!

YOKOです。


こっちにきて、たった2ヶ月ですが、かなり、人生勉強させていただいております。



一気には書けませんので、ぼちぼち、書けたらと思います。

月曜日から授業が始まるので、
少なくとも 週一のペース で更新することが私の目標とするところ。

どうぞ宜しくお願いしま~す。