Yoko's Graduate School Experience U.S.A.

中学校・高校で音楽と国語の教師を5年勤めた後、念願の留学が2005年に叶いました!これは彼女のアメリカ大学院生活の体験日記です。

Sunday, April 30, 2006

アメリカのスーパー


週末にまとめて食料の買出しをしています。
こっちにはたくさんある、Meijer(メイヤー)の店内。
ありえねぇ~ってもの、よく見かけます。
まず、スイミーもびっくりのこのケーキ。
アメリカのお菓子って甘ければいいらしい。
そして、このスポンジがパサパサなのが主な特徴であります。

この恐竜をモチーフにしたドーム型のケーキも、
色のマフィンも、
普通に陳列してあります。
もしかして、私ももう少ししたらこれを普通に買うようになるのかな????




この列全部パンです。

最近 ブルーベリー ベーグルにハマってます。

当然、これ、です。でも、業務用のお店ではないんですけど、ここ。

24個で200円くらいです。

さすがって思うのが、

溶き卵が牛乳パックみたいな入れ物に入って売ってあること。

そのくらい、やりなさい、アメリカの人々!!


アメリカのキャベツってかたいんです。

千切りにしてるとき、包丁ががんばってるのがわかります。



お肉です。

かたまりで、ごろごろ売ってあります。

安いですね、日本より。

いつも骨付きカルビの前にしばしたたずみ、

狂牛病食欲の間で戦います。

こういう、小さな子供の発表会用向きな衣装は、

かなりお手ごろ価格で売ってあります。

これ、1着2000円くらい。

        

仕上げは、スイーツ

よりどりみどりです。

ううう、おかげで、最近ゆったりめなわたし。

いかーーーーん!

ダイエットを心に誓い、夜のマイヤーをあとにしました。

小春日和

小春日和に誘われて、おもしろい人々が出現してます。
今週卒業のアンドリューとドレインです。
Risaが浴衣をプレゼントしたんだけど、かなりお気に入りの模様。
これを着て1日過ごしてましたとさ。



木という木が一斉に花を咲かせています。

 です。

来週末は卒業式。
チケットがない人は卒業式に出られません。

Risaです。テストが一段落したのがこの笑顔からわかるわ。


一方、明日のテストにおののくYokoでした。。。

でも、とにかくやれるだけやってみる。

おわったら、もう少し春が楽しめる、よね!?

Saturday, April 22, 2006

PMCデビュー


今日、パイオニア メモリアル チャーチで、クラリネットデビューしました。

しつこく The Lord Prayer(中国人教会で2月に吹いた)を演奏しました。

もちろん伴奏はAsa。

ルームメイトやEunhye、英語の先生、友人たちも聞いてくれて、自分のいい経験になったな。
 

リサイタルのポスター



前回言っていた、リサイタルの手作りポスター

ねえねえ、みなさん、気合い入ってない?

本格的よね。


これ、コンサート後にもらってきてうちの冷蔵庫に張ってるんです。



お知らせです。

来る 11月19日(日) 7時30分PM、

Howard Performing Arts Centerにて
わたくし、リサイタルすることになりました。


ってわけで、かくゆうわたしも、こういうものを作ることにおいおいなるのよね。。。



この夏は日本に帰らないので、曲を仕上げられるといいなあ。

すでにこのリサイタルのために、Mizutaさん、祈っててくださってありがとうございます。 

Egg rolls


ここのところ、かなりの勢いでリサイタルがあります。
このリサイタルというのは、音楽の演奏が専攻の人達は必ず年に一回しないといけないんです。
ソロリサイタル。

たいてい、学校のホールで1時間から1時間半のプログラムをします。

面白いのは、いつやりますっているポスター
それぞれ、みんな自分で作ってあちこちに貼ってあるんだけど、結構本気で作りこんでるわけ。
す、すごい。

Katie’s Resaitalが水曜日にありました。
彼女、来学期から留学で、そのあとUniversity of Michiganに編入することになったので、急だったこともあり、学校のホールはもう予約できず、学校の音楽図書館のLibraian、Mrs.Mackの素敵なおうちでリサイタルになりました。



このおうち、軽井沢の別荘みたい。
って、軽井沢の別荘自体、よくわかんないが、イメージで言うと。

家に、パイプオルガン、ピアノ、グランドピアノ、ハープシコードがあるって、そんなになかなかなくない???


なにはともあれ、わたしはKatieに頼まれたので、Egg rolls(春巻き)をつくりました。
これ、なんだかわかんないくらい大好評



でもでも、大変だったんだ、これもってくの。

水曜日がKatieのResaitalだったから、授業もあるし、日曜日に前もって作って凍らせることに。
家が断水のため、急遽、Eunyheの家をかり、心強い彼女の助っ人で、午後中かかって70個ほど作り冷凍。
当日の水曜日、余裕をかましつつ、午後1時に家に帰り、冷凍庫で眠っていたやつらを速攻フライ。


しかーーーーーし!

中身の水分が多かったらしく、見るも無残な、春巻きせんべい みたいなぐちゃぐちゃな物体にしかならない。



が、時間がない。

よーし、2時まで、思いつく限りの工夫を凝らして揚げてみよう。
そこで、また考えよう!





2時。作り直すことを決める。



4時半、50個完了。

はっきりいって、汗と油まみれです。



5時からブラス。


6時半に家に戻って、もう少しあげて、出発。
途中、Heidy(犬)の家が近いので、彼女にあって写真を撮り、Graves一家にも春巻きをおすそ分けし、7時半のコンサートに、間に合う!



ふぅぅ~







Katieのフルートの演奏もとってもよかった。
それと、Katieの家族がすごく喜んでくれたこと、特に彼女のお母さんは泣いていた。。。


心って伝わるのね。



いろんな人にほめられ、中には、
作り方教えて、息子の結婚式で作るから。私本気よ。
って人もいて、アメリカのこういう派手なリアクションはすごくうれしいです。

おまけに、Graves家のパパに至っては、握手まで求められ、

素晴らしい春巻きだ。中身は一体なにかな?犬に会いたくなったらいつでも春巻きと一緒に来ておくれ。

といわれ、変人の汚名、返上。

嵐のようだった、一日でした。

セントルイス In Michigan!



見つけました、私の愛する、、セントルイスくん。

会いたいなあ、って毎日PCの中のセントルイスを眺めてたら、なんと隣でクラを吹いてるGravesくん、

僕も飼ってるよ、2匹。

えええええええええええええええええええええええええええええええええ

早く言ってよ、そういう大事なことは!!

さっそく会ってきました。

Heidy(ミニチュアダックス・メス・14才)とZackです。

犬のにおいや、しぐさ、よしよしすると、短い後ろ足をばたつかせて喜ぶなど、セントが思い出されて、不覚にも涙が出てしまいました。

おうちにいたお父さん:
きみ大丈夫かい?

I'm Yoko, nice to meet you。。。
(私は陽子と申します、決してあやしい者ではないのですが、今だけ泣いてます)

これって完全に変な人ですね。
でも、あと1年半後まで本物のセントには会えないので、Heidy、遊びに行くからね。長生きしてね。

春、襲来!!


物事にはバランスってもんが必要だと思うのですが、
ここの春夏秋冬は、大変にメリハリがついており、ここのところ、木々が一斉に咲き乱れ、春に襲われています。

半そでで生活できるほど暖かく、一ヶ月前までコートを着ていたのは夢のようです。

少し車を走らせると、ここは果樹園が沢山あるので、一面真っ白なりんご・ピンクの桃が見渡せます。

さて、期末テストまであと1週間となりました。
夏休みがそこまで来ています。


今週、今年度、論文等で表彰されたり賞金をもらった人や、学校の奨学金を受けることになった人達の発表の集まりがあって、ブラスバントが音楽担当だったから舞台側から様子を見ておりました。

まったくの他人事として・・・。


そのあとの午後のクラスでクラスメートたちが
”YOKO, Congratulations!!!!!!!!”

????

はて、なにがおめでたいのか!?

そうなんです、運良く、わたくし、来学期奨学金をいただける模様。

。。。ありがたき幸せ。。。

さっそく、推薦状を書いてくださったBryson先生とMichel先生にお礼をいってきました。



日本じゃあ、奨学金もらってるって、人に言ったり、他人から祝福されたりしてたかな?
びっくり。集会のプログラムに奨学金を受けることになった人達の名前が載ってたんだって。


支えてくださってる皆さん、ありがとうございます。

Saturday, April 15, 2006

Easter










日本にいたとき、イースターと聞いても、あんまりというか、さっぱりピンとこなかったんですよね。

今年は、イースターの大学コワイヤーのコンサートに金曜日に行き、土曜日はPassion Playを観にいきました。



そもそも、イースターはカトリックの教派の人達が Holy Week として、キリストの十字架、復活を思い返す1週間として聖別されているんです。

私は中学、高校とプロテスタント系の学校にいってたから、この行事にはなじみが薄かったんです。
今の大学もプロテスタントではありますが、ここ数年前からPassion Playが始まり、数千人の方々が見にこられます。

What's Passion Play?
映画のPassionをご存知ですか?
それの大学敷地バージョンです。
観客が移動しながら、キリストの公生涯(神様のことを人々に話したり、病人を癒したり、救い主だ!と人々に歓迎されながらのエルサレム入場、最後の晩餐、ゲッセマネの苦しみの祈り、裁判、十字架を背負って歩くドロローサ・・・悲しみの道、十字架、復活)のシーンを見て回ります。キャンパスの10箇所にセットが設けられてました。

先週から、キャンパスのあちこちで コンコン!トントン!と舞台設営されていたわけなんですが、想像していたより、立派なものが作られてました。



私の参加した、土曜日1時45分開演グループはゆうに300人を超えており、黄色い旗を持ったガイドに引き連れられて構内を移動します。公演は30分おきに行われ、土曜日曜で通算15回以上の公演が行われるのではないかと思います。

キリストを演じる人も、大学のHPによると白人だけでなく、黒人さんも含め、7人もいます。
言語も英語版とスパニッシュ版とがあるようです。

出演者はよく知ってる面々もちらほら。だって、生徒がやってますから。


このパン、うまかった。

特に、市場で音楽にあわせて踊ってる人達の音楽演奏者はみんな毎日顔を合わす人達。


しかも、あのかわいいCaseyったら、十字架にかかる囚人をやってるではありませんか!!


  この出演者たちのすごいところは、本気でなりきっちゃってるところ。

ローマの兵隊さんたちなんて、ちょっと歩道から外れただけで、大声で飛んできて叫ぶし、こわいこわい。

本気です。

これ、ちなみに無料です。

私、張り切って第1回公演を観にいってますけど、あのChurch Musicのクラスで必ずこれを見て書かないといけない宿題を出されたため、あら、すてきねえ~なんて楽しんでみる場合ではなく、真剣に見てました。

今日は最高にいい天気でした。暑くて、日焼けしてしまったようです。

学校内の散り始めた桜と写真を撮りました。

さ来週の土曜の午後は学校の飛行場にピクニックに行きます。

Monday, April 10, 2006

Master Class was awesome!




ついについに、この日がやってきました。
David Shifrinによるマスタークラス

昨日は彼のコンサートだったんですが、なんといったらいいか、彼の音色はすごく優しくて、いぶし銀のようなんです。がどこに向かっているかがすごくクリアで、音楽を聴くというよりも、彼の人柄に触れたような気がします。

プーランクに始まり、ミヨー、ウェーバー、ストラビンスキー、ブラームスに終わりましたが、年を重ねている厚みというか、深みがあったし、これまで音楽はドイツをはじめとするヨーロッパが主流と思ってきた私だったけど、アメリカっていうお国柄もにじみ出ていて、独特の個性があるなあって思った。

それもそれでいいな。


さすがアメリカ人!って一番思うのが、表現が体にとってもにじみ出るところ。
大げさに言うと、跳んだりはねたり、もうよく動く。
悲壮感とかまったくなくて、根本的に楽しんでますっていうのが表にがんがん出てる。

さて、今朝は朝の9時半開始ということで、身支度を整えホールに向かいました。
実は興奮しすぎて、遠足前夜のお子ちゃまみたいに、3時まで寝就けなかったんです。
大人になってこんなにわくわくすることいくつあったかな?

受講生はWestern Michigan Universityから1名、
彼女はウェーバーのコンチェルト1楽章と終楽章と鳥たちの深淵、
2番目が私、シューマンのFantasiestucke全楽章、
3番目がByron、バーンスタインのソナタ全楽章、
最後にPaulがオーボエコンチェルトの1,2楽章。


私、この日のためにってバーンスタインを練習してたけど、Byronが今週水曜日にある彼のリサイタルでこの曲吹くから、マスタークラスで吹くけどいいかな?ときかれ、前から私がそれ吹くって言ってたじゃんかああ!って、泣く泣くもうひとつやってたストラビンスキー変更せざるを得なくなっちゃった。けど、そうでなくてもとても緊張するのに、伴奏者の必要がないストラビンスキーの曲は精神的に不安だった。そこで、今回の曲にしたわけだけど、これでよかったんだと思う。自分なりにのびのび吹けたし。

いま、音楽哲学のクラスでで、音楽とは何か、音楽教育で何ができるか、何を教えるのか、を考えています。

今のところ私に見えてるのは、音楽教育の根底に流れる2つのもの。
1つは人間性に関すること。もうひとつは音楽性に関すること。

音楽を通して自己改革すること。これをさして、自分を高めるとか、より豊かに生きるというのではないかな。

音楽そのものをより理解し、よりよい音楽表現(音楽を作る側と聴く側の両面で)ができるようになること。

ほんと、音楽によってただいま自己改革中です。

Sunday, April 09, 2006

Chicagoでオケのコンサート


Symphoniettaの皆さんは来月ヨーロッパ演奏旅行です。
その資金を集めるため、シカゴで演奏してきました。
といっても、Byronの代わりになんだけど。


上はByronの弟。彼が2ndだったので、一緒に吹いてきました。



たった1曲のために、朝の時から、夜の12時までの一日ががりのお出かけで、ぐったりでしたが、メンバーをまた観察する楽しい時間にもなったし、まだまだ彼らの会話の輪にがんがんと入っていけない自分を自覚したりして、、、ああ、それで疲れたのか。


ほんと、言葉に、今までそれにどれだけ助けられていた、言い換えると、それに頼っていたのかってことがしみじみ感じられます。

何を言っているかがわかったとしても、気の利いたコメントができなかったり、思い切って発言したところ、鋭く突っ込まれ、玉砕したり。

日本語のように、何を言っている会話なのかを理解しながら、ただ聞いているのとはわけが違うんだよねえ。


すっごく孤独な感覚。


しみじみ、いつも耳を傾けてくれる、DanaとPaulって本当にありがたい存在なんだなあって思った。

あと、Keitieがすんごく落ち込んでるんだってことを話してくれたんだけど、それに対してどういう風に答えたらいいのかわかんない。もちろん、日本語ならたくさん浮かんでくるけど・・・。

私に何ができる?
私はいつも味方だからね。

ってことで精一杯。

ちーーーーん。

いつになったら、いいたいことがいえるんかいな。

International students week


この大学で留学生週間なるものがありまして、開幕にはまず、 からっちゅうことで、フードフェアが行われました。

アメリカ全土でも、全生徒に占める留学生の比率が第なんだそうです。
ちっこい大学ですが、いろんな国の人に会えるってことなんだなあ、これ、きっと。

平日にも放課後に行事があったようですが、土曜の礼拝で、各国の国旗を持って入場し、International Worship でとりを飾るという一週間。

まずは、食文化。
学校の体育館はなかなか活気づいておりました。
Eunhyeと一緒だったから、韓国のブースではかなりてんこ盛りにしてもらえて、これまた、$5で満腹でございました。

日本のブースはなかったんです。なんでかっていうと、日本人留学生が少なくなって、日本人クラブという組織自体がなくなったからだそうです。今10人くらいいるからできる!?かなと思うけど、生徒だけでは、つまり奥さんパワーなくして会は切り盛りできないそうです。残念!

活気ついでに、ルームメイトと浴衣を着ていくことに。
これが、なんだかさっぱり理由がよくわからんけど、すんごく好評で、翌日も

昨日の着物姿(浴衣なんだけど・・・)のあなたはHotだった!

などといわれ、こんなことなら、いつか、着物を着ないといけないわね、Yokoさん、などと思ったり。

夜はInternational Students Concertなるものもあり、留学生の奨学金の助成のためのコンサートがありました。でもね、音楽部の学生がたくさん出てました。

しらなかったけど、小学校のオーケストラやブラスの先生は大学生がしてるんだねえ。もちろん、彼ら、しっかりいい仕事してました。元教師、感心しきり。

あと、アフリカの人達、歌うまいわ。しびれました。

ビビンバ


さて、モヒンガの作り手、Trudy母ちゃんの誕生会を行いました。
彼女のたっての希望により、ビビンバ大会となりました。
もちろん、厨房リーダーは韓国料理の、Eunhye(今までEを忘れててごめんね)!!!

Trudy母ちゃんのご主人は菜食なので、菜食ビビンバです。

歌あり踊りありの楽しい時間を過ごしました。

これってこっちの習慣なのかな?

宴もたけなわって時に、誕生日者に向けて、みんながコメントします。

もちろん私は、彼女のモヒンガを心より愛していると伝えました。

すると、ご主人
「Trudyのモヒンガ友達の皆さん、彼女を祝ってくれてありがとう。私たちの馴れ初めは・・・」
と、出会いを披露!

実は、Trudyは ご主人の当時お付き合いしていた女性が狙っていた男性の彼女だったそうです。

むむむ、友とは大事なものよのぅ・・・。