Yoko's Graduate School Experience U.S.A.

中学校・高校で音楽と国語の教師を5年勤めた後、念願の留学が2005年に叶いました!これは彼女のアメリカ大学院生活の体験日記です。

Friday, March 31, 2006

I was caught by policemen for speeding.


実は、カナダからの帰り、国境からここまでわたしが 運転したんだけど、夜中の12時半から道に迷ったこともあり、4時間くらいの道のりを、5時間半かかって家に到着しました。

でですね、初、警察に捕まりました

まずは、運転免許。
これは日本も免許を国際免許に書き換えてきたので、使用有効期間の1年間は日本の免許と国際免許を提示しないといけません。

一般的に、夜中走行の特徴として、後部座席の人は爆睡している、道はすいていて走りやすい深夜はあんまり警察に遭遇しない。ではないかと思います、日本では。

でも、アメリカの警官はかなり勤労に励んでますよ。

帰るまでに何台見たかな。
暗がりにひっそりいるんです。

るんるんと気持ちよく走行していたところ、前の車が異常に遅い。
しかもその車線が追い越し車線だから、??なぜかしら??ってちょいとまごまごしながらついていってたら、サイレンが聞こえ始めたんです。

何事?

しかも、私の真後ろで。

音楽のボリュームを落としてみると、

「前の車、左に寄せてとまりなさい。もっと左!」

っていっとられますがな・・・。




警官と私の会話:
「おたく、スピード違反ですよ。免許証提示!」

「え?私が??これは日本の免許です。国際免許はトランクの中なので・・・」

「それも見せて。」

「あの、スピード違反なんですか?」

89(=145キロ位)マイルで走っとったぞ。」
(ちなみに制限速度は70マイル。110キロ位かな?)

(必死でトランクの中を探しながら)ほんとに??春休みで、カナダに遊びに行っていて、今帰りなんです。」

「カナダのどこに行ったの?」

「トロントとナイアガラの滝。」

・・・。







「OK.気をつけて運転するんだよ。」




え!!見逃してくれるの!!!


ってわけで見逃されました。

これを、さっそく徹夜明けのウサギのような真っ赤な目で学校の友人たちに話したところ、異常に大うけ。

みんな、
「YOKO、どうしてあなたは見逃されたの?」

と、原因究明したがります。

「わたし・僕は35マイルのリミット40マイルで運転して90ドル(ほぼ一万円払ったよ。」

などと、口々にいい、結論として、

①警官の好みのタイプだった。
②かなり善良な留学生に見えた。
③つかまり方がういういしかった
④YOKOの英語が通じなかったから。

という仮説が打ち立てられました。

④をDanaにいわれたのは、かなりへこんだんだけど・・・。

*注*Danaは私がものを言う前に何がいいたいかわかるほど、私のことを理解してくれています。先日、アメリカ人の友人に一生懸命説明してたら、Danaが、「YOKOはこういうことを言ってるよ」と通訳してくれ。アメリカの友人は「メキシコ人のあなたがどうしてわかるの???」ってたまげてましたから。彼女、音楽から心理学に専攻を変えた方がいいんではないかなあ。

Spring has come!


が来ましたよ、昨日から。

急に、半袖でも大丈夫なくらい暖かい。
生ぬるい風が、のように吹いてます。
もう、ダウンジャケットは要りません。
こんなにあったかくって、気持ちいいんだったら、
週末はどっかでかけてまったりしたいなあと思っていたら!

アメリカのみなさんったら,
いきなりその日から
タンクトップ
ノースリーブ
芝生にシートをひいて寝転び、
犬を連れて散歩してる人があっちにもこっちにもいて、
7匹の犬に遭遇。

勢いづいたのか、春だからか、手をつないで歩くカップルも急増し、
しまいには、学校の芝生の上でなわとびを始める始末。


 ニュースかなんかで、
今日からです、
衣替えして、外で運動しましょう。
とか発令されたんか?

おとといまで、マフラー手袋までしてたのに・・・。
この切り替えの早さ、ほほえましいです。


うちの庭でを見つけたのでUPしてみました。
まだまだ、が咲くような気配は微塵もないけど、

だけはやってきているミシガンでした。

Thursday, March 30, 2006

Niagara Falls



なんといいましても、ナイアガラの滝の迫力に感動。


カナダ側から見ないといけないよいうですよ。アメリカ側から見ると感動が少ないみたい。

ちょうど夕方5時過ぎについたので、滝つぼから伸びる3本の大きなを見、サンセットに染まる滝を見、さらにライトアップされた滝を見ました。

まじで、アメージングな風景でした。


たしか、こういう滝みたいな水が流れ落ちる所にはマイナスイオンが発生していて、体を元気にするって、みのさんが言ってたよね??


すっごい元気になりました、私。


地の底から聞こえるような水の流れるミストのような水しぶきを浴び、細胞が生き返ったんじゃないかと思う。

音を聞きながら、流れる水はその瞬間瞬間動いて、変化していってるけど、この音は太古の昔からここにあったんだなあって思うと、たちどまってその音の中に自分を浸したい衝動に駆られた。

ここに住んでいただろう先住民族の人々はどんな思いでこの音をきいたんだろう?

あまりにも迫力に圧倒されちゃって、なんだか素直に、「ありがとう」って、ただその一言が頭ん中でリフレインしてました。


あまりにも素晴らしいため、5月にもう一度、季節のすがすがしい中のこの滝を見に行くことにしました。

でも、、、

ひとしきり感動して、さて、帰るか!と車に乗り込んで、滝の後ろにそびえ立つホテル街に入ったとたん、


はて、ここはミニ ラスベガスか!?と思わせる、ネオンネオンネオン!!


大自然を見て感激したあとには、かなりがっかりでした。
だって、夜になって、さっきまでたくさん滝をみに来てた人が一気にいなくなったなあって思ったら、皆さんおそろいで、夜の街に繰り出しておられた模様。


滝の後はカジノですか・・・。

人間とは、このような生き物なのですね。

How to make Maple Syrup?


メイプルシロップ フェアなるものがあり、昔ながらのやり方で、樹に穴を開けて少し甘い樹液をバケツに集め、それを8時間、さらに8時間、もひとつ8時間、計24時間煮つめて、糖度2%の透明な樹液から66.9%のあめ色のシロップに屋外でデモンストレーションしてました。

バケツの中にある、樹液を味見しようとして、Unyheはバケツごと引っこ抜いてました。。。


ここの人達も、すごく陽気で、親しみやすい人だったなあ。



メープルシロップって、蜂蜜より少し値段、高くないですか?
それもそのはず、バケツ44杯分の樹液から、たった杯分のメープルシロップにしかならないんだって。

商売にならんじゃろう・・・


24時間に詰めたシロップ、すごい上品な甘さでおいしかったから、思わず、「うまい、もう一杯!」と、おかわりしちまいましたよ。 メープルシロップを振舞ってたおじさん、わらっとたなあ。


寒空の中、昔ながらの製法で作られた、メープルシロップをカナダの地にて味わう、YOKOでした。


Wednesday, March 29, 2006

アンティークのお店


かわいらしい街並みだなと思ったら、町ぐるみでアンティークショップ町だったみたい。
いろんなものがあって面白かったな。
購入したのはかわいい小物たち数点だけど、隅々まで見るってのがこういうお店は楽しい。

Cokeのバービー     かんざし


LP              ミニカー


ルアー                カップ


かわいい犬のぬいぐるみ!

私の飼っていたセントルイス(ミニチュア ダックスフント;現在実家で飼われてます)を思い出し、駆け寄ってしまいました。

I miss him!

Danaにもこの写真見せてこういったら、

彼女、「おい、犬なんかい!!」、ゆうてました・・・。

うん、犬にあいたいんだよ、私。

だって、今まで一緒に住んでたんだもん。

毎日私の帰りを玄関で待ってるんだって。(泣)

Tronto市内


先週、木曜日は、豪華な朝食のあと、Tronto市内に車で出かけました。
目指すはCNタワー(下)KEYTON Center(上:ショッピングモール)です。



CanadaとAmericaは国境を隔ててはいますが、同じ地続きの大陸。
そんなに違いはないだろうと思っていました。
が、
いたるところに、カナダの国旗でもある、あのメープルの葉っぱが!!!

マックのマークの中にも、シアーズの文字の横にも、ウェンディーズの「が葉っぱだぁ~


そこはかとなく、「ここはではありません!」といっている感じ、します。

あと、モールに入ってるお店もヨーロッパ系のお店なんかがあって素敵。
ZALAを発見。Benetton発見。 アメリカでは見かけたことがないんですけどね。いまんとこ。


あと、ルームメイトが言ってたんだけど、本屋さんのESL(英語を母国語としない人達の英語教育)関係の本がアメリカよりも充実してるんだって。

「人」については、Torontoは、かなり、アジア系の人がいっぱいいます。 なんだか、親切人懐っこい感じ。だからかな、学校にいるカナダ人は、「私はアメリカ人じゃないから、そこんとこよろしく!」って感じな物言いが多い。

誇りがあるんだね、自分の国民性に。。。ちなみにカナダ人のクラスメイト、Paulです。確かに、かなり親切。ちなみに誕生日が私とまったく同じ日なので、一緒に祝うことになりました。

街並みも、なかなかよかったです。

昼ごはんに、モールで食べた”タイ エキスプレス(タイ料理のファーストフード店)”、おいしかった。

これ、まだアメリカに進出してないけど、あの値段で、この味、、、かなり満足。中華のこういった種類の店より、健康的だけどな。

Canada,Canada,Canada!






いってまいりましたよ、Canadaに、車で。

私とルームメイトと交代で運転して、死なずに帰ってきました。
片道8時間だったかな。

何から書こうかな???

まずは、Canadaでステイしていた、中学校の時の先輩Erikoさんについて。

彼女はKorean-CanadeanのPaulさんと結婚したので、去年からTronto近郊に住んでいます。
彼女は韓国に日本語教師として計5年間すんでいて、そこで、Paulさんと知り合ったそうな。

韓国の人達は家族を大切にすると聞いてはいましたが、ErikoさんはPaulさんのご両親と、弟夫婦、末の弟と暮らしています。


Erikoさんご一家は、すっごく健康的な食生活で、菜食な上に、おいしい。
朝ごはんがメインなので、朝からおいしい玄米ご飯に、新鮮な野菜たち。煮物・焼き物・・・

結婚したら、こうやって、毎日家族を食べさせるんだねえ。。。

Erikoさん一家はみんな細い、というか、薄いです。

うらやましい。

1日2食で、10時ごろ朝ご飯、3時過ぎ夕食。おなかがすいたら夜に果物をつまんだりするんだそうです。

そんな健康一家の前で、私たちったら、持ち前の食欲で食べちゃうから(しかも3食しっかり)、Paulさん、びっくりしたんじゃないかいな。

そんなPaulさんは5人兄弟

二人のお姉さんのうち、一人が台湾の大富豪に嫁いだということで、Toronto市内の3億円はしているという豪邸にも遊びに行きました。
細かなものに至るまでゴージャス。室内・屋外プールあり、シアターあり、サウナ・ジムあり、、、


こういう方もおられるのですね。
しかも、この豪邸を別荘として所有されている模様・・・。

一緒に旅行したUnyheによると、Erikoさんの韓国語、くらっとするくらいかわいいんだって!!
*注*Erikoさんの日本語は、Erikoさん自身が認めるように、わたしとどっこいの、すごみ日本語使いなんだけど。。。

もしかして、英語をもじもじいってる私ってすっごくかわいかったりして!?

ん・・・そんなわけないよな。

すみません、いい歳して、つまらん願望を抱いてしまいました。

Wednesday, March 22, 2006

Westen Michigan University



よその大学の構内に入るチャンスがやってきました。

学生規模2万人を超すウエスタン ミシガン大学
さすがでかいわ。
私の通う大学は3000人だから、なんとかわいらしいことか!!

ここのInternational Food Fairにいってきました。
日本人大学生も100人はいるそうですよ。
うちは10人ですが。。。

アフリカ、インドネシア、マレーシア、中国、香港、ロシア、あとどこかな???
ともかく、おいしかった!!
$5でおなかいっぱい。

来月、ここでも同じ催しがあるみたいなんだけど、浴衣とか着て行きたいなあ。
この会場で、何人か着物を着てる人達を見かけたから、着物着たいなあって思ったけど、ちょっと手入れと保管が大変だわ。

それぞれの国の服って、その国の人がきりっと着こなすと、とっても似合ってて気持ちいいんですねえ。

ファッションショーもあったけど、日本人のファッションなんだろうねえ、女子高生に携帯も登場。
ここまで、その制服持ってきたんだね、君。関心関心。

Women's Retreat in Detroit


いやいや、黒人さんたちのクリスチャンの集まりに出てきたんだけど、パワフルったらありゃしない!
初めて会う私に対して、ハグ、キスのオンパレード
人見知ってる場合じゃないのよ。


黒人・・・というと、体格いい危険こわい   っていう私の貧相な先入観、このごろ、かなり壊れてきてます。

体格は、マジでかないません。
危険な人もいるんでしょうが、教養・気品のある人達も大勢います。 気品のある人なんて、あまり日本では見かけないくらいの高貴な品性が香りますよ。

ここに集まってた女性たち、かなりおしゃれ。
しかも、かなり人懐っこい人達です。




人が前で話していても、日本語で言うところの、「よ、まってました!」みたいな相づちがあちこちで連発。Special musicで歌ってる人に向かっても、盛り上がって来ると、拍手は起こるし、口々にほめてるし、号泣してるし、典型的日本人はただ唖然。。。


黒人さんの集会だから、参加者およそ200人のうち黒人じゃないのは私たちだけ
場違い!?
いえいえ、かなり刺激的な1日でした。
でも、すごく過ごしやすいな、この人達とは。


Tuesday, March 21, 2006

愛だろ、愛!

ルームメイトとDaisieと学校の喫茶店みたいなGassiboで夕飯食べてたら、

こんな面白い頭の人発見!!

カメラ持ってなかったから、翌日の10時アポイントメントをとり、カメラに収めてきました。

思うに、これ、中国語の簡体字の「」ですよね。 

当人は、見た目に反し、すっごく優しい人でした。


さて、金曜日から春休み
とはいえ、来週の月曜からいよいよ学期末。
その前につかの間の休息なのです。

さて、ただいまその真ん中辺りにいます。
前半の模様をアップしておきます。

金曜日Battle Creak の Erikaさんのところに行き、だんなさんのコワイヤーの練習に参加して、土曜日Detroit で黒人の皆さんのWomen's Retreat に参加。帰り道、ちょいとMallによって、日曜日Westen Michigan UniversityのInternational Food Fair に行き、夜はMizutaさん家でカラオケ大会。月曜日、ここに帰ってきて、火曜日はクラリネットのレッスンをし、夕方からKeitieと彼女のリサイタル後のちょこっとしたお食事会(reception)でつくる、手巻きと春巻きの試食をしてもらい、明日からToronto(Canada)に行ってきます。

Monday, March 13, 2006

Gershwin デビュー!

みなさん、ついにClarinet Quartet でコンサートデビューしました。

って何回やっても写真がくっついてくれない(TOT。。。



楽しかったぁ!!!

演奏してる仲間とも、音楽で交信してる実感があったし、会場ともやり取りできたと思う。
演奏後に、アンコール!」って叫んでた人がいたらしいが、ともかくやり終えたという気持ちでいっぱいだったから、少し放心してたかも。

本当にしびれるほどかっこいい曲で、もともとピアノのための曲なんだけど、Clarinrtでもいい味出してます。

1曲目は、Byronとわたしが、舞台の両袖から吹きながら入るという演出になり、大きく息を吸い込んで、E♭クラリネットを吹きながら舞台に登場。 
2曲目は、少しけだるい、ムーディーな感じの曲なんです。物憂げな会話のような。
3曲目は、リズム的に微妙なずれがわざと発生するんだけど、所々に作曲者のお茶目な仕掛けがあって、吹いてる側もそのトラップを楽しみながら、一気に吹きぬける風のように吹きぬく曲。

Yo-yo Maも演奏してるんですよね、チェロで。これも素敵。

なんといっても、友人たちが聞きに来てくれたこと、そこで自分なりの演奏ができたこと自分自身が楽しんでふけて喜んでもらえたこと。

なんて素敵なんだろう、音楽って。

って思えた瞬間でした。



**半業務連絡**
この曲を日本で吹いたとき、E♭を快く吹いてくれた後輩の「たむらん」に頭が下がる。彼女はいつでも、先輩を立てる といったできた人間で、今回自分が吹いてわかったけど、難しいしやりづらいこの楽器でこの曲を、文句ひとついわず吹いていてくれたことを、本当にありがたいといまさら思った。

もうひとつ、Bassを吹いているのは、Basilくん。見た目の渋いのですが、彼の音も渋いです。でも、親方、あなたのあの迫力は彼をもってしても出せませんよ。

Masahitoの合格を祝う会





週末はいろいろあったけど、

まずは、大学生のMasahitoとの約束を果たしたことから。

Masahitoはこの大学の航空学科に通う、

パイロットになりたい大学3年生です。
実は、彼、私の親友のいとこ
つまり、彼が小学生のときから知ってます。


確か彼が小学校5年生のとき、親友と一緒に彼の家に遊びに行き、

「まあくん、大きくなったら何になるの?」

ってきいたら

パイロット!」

って答えてた、その人なんです。

このたび、彼がかなりナーバスになっていた

国家試験に合格したというので、
約束どおり、広島風お好み焼き大会を催しました。



というわけで、Japanese食文化の会、集合メールを出しました。


参加条件
①まあくんの合格をここから祝える人
②午後8時からのPop ConcertのプログラムにYokoのサインがしてある人

つまり、お祝いは午後10時から始まりました。




大笑しすぎちゃったわ。なんか、体の疲れが抜けて、すごく元気になった感じ。
コンサートの興奮もあいまって、毎回Home Partyとなると明け方まで眠りつけないんだけど、案の定、朝の5時まで眠れませんでした。

そして、まあくんったら、ちゃーんとホワイトデーだからって、わたしにも、South bend の特産、Chocolate Companyのチョコ、ありがとう。とまあ、若いのに、よく気が利くMasahitoでした。