Yoko's Graduate School Experience U.S.A.

中学校・高校で音楽と国語の教師を5年勤めた後、念願の留学が2005年に叶いました!これは彼女のアメリカ大学院生活の体験日記です。

Monday, May 21, 2007

Japaneseな脳みそ





人生のほとんどを日本で過ごした私にとって、
朝ごはんは欠かせないもので、
それを用意するのはそんなに苦ではない。
さらに、疑問もなく女がすることだと刷り込まれている。



が、
人生の半分以上をカナダ、アメリカで過ごしているルーミーは
”食べるのは苦にならないよ(準備するのはごめんだけど)。”
という。
すばらしく当たり前である。

食べるのが苦になるなら、明日から1人分しか作らんわい(怒)。



日本人でない友人たちは男女を問わず、
朝ごはんは女性が準備するもの、という概念は薄い。ってか、ない。



最近は日本だって変化しつつあると思うけど、
よく日本人男性が、
「自分より先に起きて、自分は台所からトントンと野菜を切る音を聞くと幸せ」
という。



これは日本人ならでは、なんだと知った。
なんとも無意識のうちに、
そうあるべき、そうすべきという風に育っていた。

やっぱり、私って典型的な日本人なんだ。


ちなみに、ルーミーの例でわかるように、
女性の場合、環境により、典型的ではなくなる可能性大です。
それでも、彼女はかなり日本人らしいけど。


しかし、男性の場合、
今んとこ例外なく、かなりアメリカナイズされた人でさえ、
脳の一部はこの典型性をずっと保ってるみたい。


うーん、これは、憧れにも近い気持ちなのか、
あるいは彼らの母親の影響なのだろうか?


なぞ。


ちなみに、
小さいころ、
日曜日の朝、
時々パパが朝ごはんを作ってくれた。
決まって洋風。
なんだかすごい特別な感じで好きだった。

ロレイナ、おめでとう。

ここんとこ週末は結婚式が続いていますが、
今週末はロレイナでした。
彼女は音楽学部のピアノの先生です。
大学院を終えて、かなり大人数を教えてます。
彼女いわく、
”私はピアノ ティーチング マシーンよ。。。”
だそうで、朝から晩まで教え続けてました。
上の写真は、
式に参加していた一部の生徒たちと彼女。
私が昼ごはんを食べてると、
”Yoko、休憩する時間もないのよ”って
5秒間だけグチをこぼしによくやってきた。


日本では結婚式の後、
衣装がえ って普通ですが、
アメリカの場合、
そんなのにはお目にかかりません。
自分で企画実行、低予算の場合、
衣装替えってしないんじゃないかな。
ロレイナはブルーが好きだから、
白ではなく、やさしいブルーのウェディングドレス。
ルーマニア人の彼女、
音楽や料理をはじめ、珍しかったです。




彼女に今後の予定をきいたら、
9月から博士課程を始めるんだって。
本人ももちろん優秀だけど、
すごい馬力だし、
周囲も協力的なんだろうなあ。

ちなみに彼女、
私と1歳違いです。

春色まき寿司

海苔の代わりに、とろろ昆布で巻いたら、

なんだかフェミニンなかわいい巻き寿司になりました。


引っ越していく友人夫妻に差し入れです。


季節的にはすっかり春なんか過ぎ去って夏なんですけど。。。


近くの町にある日本料理のお店で巻き寿司を見かけました。

なんと、1本あたりが中身にもよるけど、

1000円以上してました。


巻き寿司って、そんなに高価なものだったっけ?


遊び心あふれるルーミーでした・・・。

Saturday, May 19, 2007

31になりました。








おかげさまで、31歳になりました。





ルーミーが私の友人を呼んでくれて、
20人近く集まってのわいわいがやがやな、
にぎやかな誕生日。



若年寄ポールも同じ日に産まれてるんです。

なんとういう偶然。。。


14日産まれのしおんちゃん、
先週ここに到着したばかりのとおるくん、

ESL時代の友人のアンカ、と彼氏。

日本大好きなイヨルダさん、

1年山形で高校生をしたジェーン、

数学専攻のようこちゃん、

音楽の友達達:バイロン、アンドリュー、マリアン、

ルーシー、ジョン、ゾビア、、エスター、ジェイソン、

ジェネイダ、ジャッキー、デイナ、アリセリ、、、










そして、ルーミーときたら、


私に隠れて何かコソコソ製作してたようなんだけど、


こんなに素敵な作品に寄せ書きがしてあって、


うれしかった。







ここでの2回目で、ここでの最後の誕生日、
これまでを思い返して、

本当に貴重な2年間だとしみじみ思った。




たくさんの人に出会い、助けてもらいながら、


嬉しいこと、つらいこと、感動、孤独、を味わった時間だった。


今年も今心の中にある願いを達成しようと思う。






こころから、全てにありがとう。






Wednesday, May 16, 2007

Visit ペンシルバニア 




週末にインディアナ、オハイオを突っ切って、ペンシルバニアに小旅行。
デイナ、アリセリ、エスターと私で、
バンドの仲間、エドウィーナのおうちにお邪魔しました。

デイナと私で半分ずつ運転。

およそ3時間交代で、片道6時間で到着。
ひたすらまーーーーーすぐ。

エディの教会で音楽の担当をさせてもらって、

エディのお母さんのめっちゃおいしいインド料理をご馳走になり、

彼女そっくりのパパの面白いお話を聞き、

「本当に来てくれてありがとう、いつでもまたいらっしゃい!」

って声を背に戻ってきました。

こういう家庭を体験するってすごくありがたいし、

なんだろう、ほっとする。

もちろん、自分の家じゃないけど、

家庭のにおいがした。

Wednesday, May 09, 2007

チューリップと写真写り

今年のホーランドのチューリップ園は、
去年と打って変わって、曇り。。。

それにも負けず、相変わらずのインド人の込みっぷりです。

どうして、こんなにインドの方が来園されているのかは未解明のまま。。。
帰りがけに「すみません、おいしいインド料理のお店、この辺にありますか?」
と尋ねたほどたくさんいた。



曇っていてもお花は満開。
どうしてこんなにチューリップってかわいいんだろう。
まるーくって、ぽこぽこしてて、たべたくなる。

さて、花をただ見てるだけではなく、
写真部な私たちは、
花と人間をいかに美しく撮るか、という腕比べとなった。

ルームメイト(写真部部長)が一生懸命シャッター切っていた。
それもそのはず、
このところ、私は彼女のいい表情を外さずにとらえらるのだが、
彼女はご覧のとおりである。


ちなみに、いっしょにいったAsa、
静かにこんな写真を撮っていたようだ。

色のある花の世界を白黒にするとは、、、
しかも、上の写真と同一人物とは思えないでしょ!

もちろん、素の私は上の写真ですけど、
写真の中くらい素敵に写りたいってのが女心ってもんです。

悲しい女の見栄、ともいう。

リターン オブ ハピネス

うちの庭は、
大家さん(リンダさん)のすばらしいガーデニングで、
美しい花園に!

今すずらんが満開です。
そばを通るとほのかないい香りがします。
花言葉は、
のだめカンタービレによると、
「純潔、幸福(だったよね・・・?)」
わたしはなぜか
タイトルのように記憶してる。
もしかして、NHK連ドラの「すずらん」の影響か?
ともかく、
このまっしろで、
赤ちゃんのバスキャップみたいなぽわんとした形が
たまらなくかわいい。

Tuesday, May 08, 2007

捕まってしもうた・・・

今朝、うちの庭で捕獲されとりました。

あらいぐま、です。

たぶんこやつ、去年の夏中、
夜な夜なうちの前にカップルで現れていた片割れです。



おなかすいてたの?
そう聞く私に、
悲しい目でファインダー越しに答えた気がする。


午後、学校から戻ってくると、
おりは空っぽ。

畑を荒らすという悪評高い彼は、
消えてしまいました。

お嫁にいきます

ルーミーの親友かつ元ルームメイトのIrma。
お嫁に行きます、
今週の日曜日。
友人がここにたくさんいるってことで、
ノルウェーから先週、やってきました。

なんせ、何から何まで、彼女が仕切って段取りしてます。
このドレスもインターネットで予算の3分の一で購入したそうです。
裾上げもルーミーがやってるし、
ブーケも、窓に飾る小鉢の花も全部彼女が毎日せっせと買ってきます。
すべて自分が企画、段取り、実行するから、
すべて自分の思い通りにできるんだそうです。
これ、全体の予算的にも、
日本のそれとは比較にならないはず。
うちの大きな窓に、
このドレスがかかってて、
なんだか、
ほんわか、
幸せをおすそ分けしてもらってます。
でも、いままで、
花嫁になる直前1週間ドキュメントを
見たことないから、
結構面白い。
ほぉ・・・
Irma姉さん、
いろいろ学ばせていただいとります。

あなたを描かせてください

5月のシカゴは街中にチューリップがあふれてて、きれい!
ピカソ展がまもなく終わるので駆け込みで見に行くことに。
この日は本当にいい天気で、
私の眼球は真っ赤に日に焼けて充血してしまった。
と、公園で腰を下ろすと、
”あなたを描かせてください”
っていう、自称美術専攻の学生さん。
「笑って、笑って、もっと僕を見て!」
あのねえ、面白いことがないのに、
初対面のお兄さん見て笑えませんから。。。
仕上がりはですねえ、
「デカ!顔!!」
以上です。
あ、多少、モデルに選んでいただいてうれしかったけどね。

卒業しました

しおんちゃん、
大学卒業おめでとう!
妹のたえちゃんもかけつけて、
ルーミーと私は家族になり代わって出席。



何か、ハプニングが起きやしないか!!
との期待は完全に裏切られましたが、
日本の卒業式とはまったく違って、
一切なし!
”勉強がすんですっきり!!!!”
ってなムードをばしばし感じました。
成績がどのくらい優秀だったかも
証書を受け取るときの名前の呼ばれ方でわかるから、
結構シビアな世界です。


よくがんばったね、シオンちゃん!

浴衣でおよばれ

この5月に卒業の、
同じクラリネット仲間のバイロンくん。
おうちで卒業記念オープンハウスがあり、参加してきました。


すっごい人ごみで、
およそ5,60人はいたんじゃないかな?
彼はホームスクールで勉強し、
15歳から大学のブラスやオケで活躍し、
大学3年生になるとき、学校を1年休学して、
NYのミドルスクールで働いて、再び大学。
このたび、すばらしい成績で卒業してました。
22歳とは思えない貫禄で、
いつもみんなをサポートしてた。
そして、
彼の家に行ったら、
絶対会いたいZack!!!!
こいつはめちゃくちゃシャイなんだけど、
私にはなついてる!!
このとおり写真にもおびえてます。
あーーーーーーーーーーーーー
私の愛するセントルイスくんに
今すぐ会いたい。
6月末までの辛抱です。。。









この日は、みんな出揃っての礼拝が最後なので、
教会にこのいでたちで出席。










お泊り会の朝ごはん

朝ごはんは大事。

普段は、
超簡単な朝食です。
たいてい、
ベーグル、バナナとソイミルクのミックスジュースかコーヒー。
夏休みになったので、
慌てふためいて学校に行かなくてもいいし、
パンケーキにしてみました。
ふと、こずえさんのだんな様が
こんな感じのパンケーキを焼いてくれたのを思い出したな。

Monday, May 07, 2007

今年度の打ち上げ  お好み焼き



学期が終わるとたいていの日本人学生は

すぐ日本に帰国します。
そのまえに、友人達とうちで

お好み焼き大会開催。

大いに盛り上がりました。

みんな、今年度を修了し、すがすがしいよ、顔。

Friday, May 04, 2007

夏休みたーい!


木曜日に今学期が終了し、
Asa、Risaが日本に帰る直前、
うちに泊まっています。

Armaがノルウェーから,
2週間後、
ここで結婚式を挙げるためにやってきてます。
つまり、
うちはかなりにぎやかです。

さて、
こまごましたペーパーはまだあるのですが、
この週末は、
友人達が帰省する直前の週末。
今夕は”お好み焼き大会”でございます。
さてさて、何人集まるでしょう!?
みなさんも、どう?
7時からですよ。

会の目的は、と申しますと、、、
壱.今年度が無事に終わったこと、
弐.4月5月の誕生日のお祝い。。。


完全に夏休んでいる友人と、あともう少しの私。
いいんです、
以下、様々な行事を一気にこなしてしまいますよ。

土曜日は、
クラリネット仲間のバイロンの
卒業記念オープンハウス。

日曜日は、
シオンの卒業式。
ご家族に成り代わって参列します。

私自身、
来年の自分の卒業式には日本に帰っていて
参加できそうもないから、いい機会だな。

友人の話によると、
何かしらのハプニングが卒業式中に起こるらしい。
ルーミーの話では、
彼女の大学の卒業式の最中、
名前を呼ばれ、
マーチをしている卒業生(女性)に、
突然男性が駆け寄って、
「卒業おめでとう、結婚してください!」
と公衆の面前でプロポーズしたそうな。

おもろい。
まず日本じゃありえんな。

Wednesday, May 02, 2007

今年度最後のプレゼンテーション

お別れ会の後、
最後のプレゼンテーション。
私のお題は
「アメリカ全土で採用されている幼稚園から高校までの
最新かつ効果的な音楽カリキュラム」
でした。
私のアドバイザーのミッチェル先生、
「おおっと、言い忘れた、
 みんな英語が第2か国語なのに、よくがんばった!
 特にYoko!」
え!?
私にすれば、
よくみんな私に忍耐強く付き合ってくれたなあという感想です。
こういう風に先生が言うってことは、
相当、先生、私に忍耐したってことよね!!
どうもありがとうございます。

卒業生を送る会

全員じゃないんですけど、
大学院生です。
私が1番小さい!!

クリスとデーナ。

クリスは卒業して、

コロラドにお引越し。

同い年で同じ授業をとってた仲間の旅立ちです。

さみしいけど、遊びに行くね。

日本にくるって言う約束、実行してよ!!

春、ですね。




春が来ました。


木々の葉っぱがようやく開き始めた感じ。


今月の雪が影響して、


木々の芽が縮こまっちゃったよう。





こまごましたペーパーを片付けて、

晴れて夏休みを迎えたいと思います。

そしたら、またアップします。

今学期のブログにもお付き合いいただき、

ありがとうございます!!

リサイタルラッシュ!

試験週ですが、
毎晩リサイタルです。
バイロンのクラリネット リサイタル 日曜日
ベッキーのピアノ リサイタル   月曜日 
クリスのコーラルコンダクター(合唱指揮者)のリサイタル 火曜日

彼らの晴れ舞台、見逃すわけに行きません。



バイロンはブラームスの五重奏を後半に持ってきてて、
ちょうど私も日本で大学卒業のリサイタルでこれを吹いたから、
なんだかすごくしんみり聞き入りました。
素晴らしい仕上がりだった。

コンサートの後は、
このようなレセプションがあり、
みんなで演奏者にねぎらいの言葉をかけるのが慣わしのようです。


かくいうわたしも、11月に卒業リサイタルがあります。

よーし!夏に準備だぁ!!


Thank you concert: German Requiem

今年度最後のコンサート。
しおんちゃんったら、アップの写真のみ撮ってくれてましたので、
なんだか必死に吹いてる私の写真ですが、アップします。