Yoko's Graduate School Experience U.S.A.

中学校・高校で音楽と国語の教師を5年勤めた後、念願の留学が2005年に叶いました!これは彼女のアメリカ大学院生活の体験日記です。

Thursday, April 26, 2007

今年度の授業終了!

終わりましたよ!
って、正確には始まりの終わりみたいな感じだけど・・・。

来週は実技試験とテストです。

しかし、がんばる音楽学部はですね、
毎回ながらこの1番忙しい時にコンサートを入れてくる!

今回は土曜日のコンサート。
ブラームスのレクイエムです。
これ、今回私はオーケストラのほうで参加しますが、
大学のとき、ソプラノ歌ってました。

連日夜7時から10時近くまでコワイヤーとの練習です。
みんながちゃんとやってくることに感心します。

というのも、音楽を専攻している人ばかりでなく、というかむしろ、
それ以外の専攻生もたくさんいて、
はっきり言ってそれどころじゃないと思うんですよね。
でも、それどころじゃないにしろ、この曲は響きが深くて素敵です。

ここでは普通の事のようですが、
かなりの理系の生徒が音楽を副専攻してます。


昨日、練習終わっての帰り道は
張り切って吹きすぎたため、どっと疲れてしましたが、
精神的にはレクイエムに癒された感じです。

さて、今日もひと吹きしてきますかね。


って、勉強し始めたら、
「トルネード注意報が出てるから地下に避難してください。」
「避難訓練じゃないの!早く!!」

はい、避難します。

Sunday, April 22, 2007

腹が減ってはいくさはできぬってわけで、


いよいよ、今週で授業は今年度分が終了。
5月の第1週が期末テストで、
2週目から夏休みです。



今週はプレゼンテーションがてんこ盛り。



ってわけで、
洗濯から帰ってきて、
じゅうたんに行き倒れてるルーミーを見つつ、
久々にマーボー豆腐を作り、
なめこ味噌汁、キムチ、韓国のり、玄米もち米、
で、元気を付けることに。


とっても簡単なメニューですが、
感激屋のルーミーは、
ひとしきり喜んで、うれしそうに平らげておりました。



日本で玄米はブームでしたが(2年前)、
もち米の玄米ってどう?
これ、ルーミーが普通の玄米と間違えて買ってきたものなんだけど、
怪我の功名!
うまいんです。

もちもちしてる。
私は玄米より好きだなあ。

え、もち米だからって!?


そうなんだけど、
簡単に美味しい「おこわ」に変身しないかなあと考えてるところです。




今年度もあと少し。
終わりよければ全てよし!
もうひとふんばり、がんばっちゃおう。

ご当地プリングルス!







アップするの忘れてましたが、


プリングルス、といえばアメリカ。






でも、フランスでも見つけました!!







グルメなフリングルス(上)



アロマなフリングルス(下)









おふらんす、さすがです。








ちなみに、ポッキーが みかど って名前になっとる!

一体なぜ?

今年度最後のブラスのコンサート






コンサート後に


ブラスのかわいいジョンsax・ポールob・バイロンclとパチリ。




!!終わった!!
写真右のコンサートマスター、

バイロンは今日を持って7年間のブラス生活卒業。

「さみしいのとうれしいのが半分ずつ」っていってた。


彼、15歳の時から大学のバンドで吹いて7年かぁ。

非常に有能で人望のある人でした。







ちなみに今日は、クラリネットアンサンブルもしましたよ。




道化師の踊り






もちろん、私、楽曲提供です。


楽しかったなあ。



これがメンバー全員でのコンサート後の写真。

小さなEbクラリネットからコントラバスクラリネットまで。



あー、このメンバーではもう吹くことないんだな。。。



面白いことに、

楽器ごと、その楽器を吹く人間性って似てるんだと思う。

クラリネットは中学・高校・大学、そして今も、

クラリネットのメンバーのチームワークっていいなと思う。



今年もバンド楽しかった。



一緒に吹いた人々、

いつも聞いてくれてた友人達、

ありがとね。

Friday, April 13, 2007

宿題清算 いのこり

働いていた時、
各教科ごとに宿題の提出の確認があり、
全部といわなくても、教科担当が決めた範囲の宿題を出さなければ、
休みが迎えられないというおきてがあった。

これは脅しではなく、
実際、私は1度ある生徒と3日間をともにした。
彼はなかなかユニークで、
「宿題がたまっとるよ、いくつか出せそう?」
など学期中に何度言っても 、全く動じない。
「大丈夫。大丈夫じゃなかったら残るよ。」
など、のたまう。

ほとんどの生徒が帰省日に帰るけど。

結局、彼は宿題、私は成績準備で教員室に仮住まい。
ハムスターそっくりのくりくりした目の彼が次第にしぼむ・・・。
いつの間にかお互い励まし合い、
ともにコンビニに行ってご飯を食べ、再び。。。


たいがい、1度このような経験を味わうと、
来学期はすっきりした顔で帰っていく。




いろんな生徒がいたなあ。

全寮制だから、学期末は学校からバスが出て、
一斉に電車や飛行機で帰省する。

生徒が全国からやってきていたためだ。

そのバスにのれないというのは、
かなりの屈辱だと思われる。

シラリと乗って引っ張り出される生徒もいれば、
出発ぎりぎりに飛び込みセーフで帰宅できる子、
悲しみにくれ、2,3時間の大泣きする子。

宿題を回収するこちら側も、
帰省日の数日前から男女寮に張り付いて、
その場で採点・返却。
寝ずの番である。

さて、あと2週間で今学期も終了。

って終了できるのだろうか?

宿題を清算させてくれる猶予期間があれば、ありがたい。
先生方、居残り勉強は大学院であるのでしょうか?



はい、つべこべいわず頑張らせていただきます。

Wednesday, April 11, 2007

本日積雪15センチ、ただいまミゾレ。。。




今朝起きてびっくり。
4月11日というのに、再び一面の銀世界。。。

気温はマイナス1,2度だからそんなでもないが、
ずっとミゾレ。

先月は夏かと思う日(気温30度)もあって、
お花が咲きほころぼうとしていた矢先にこの雪。

花が茶色くなっちゃったよ。


新しいルーミー候補のプロンジェット。
図書館で会うなり、


今月の26日でタイに帰るわ。

ってことは、プロンジェットと住むことは不可能だってこと。

彼女、去年末の、早い時期から重症な日光不足に陥っていた。
医者にも通い,
日焼けサロンに行って、
ビタミンDを摂ったらかなり改善され、
一緒に喜んでいたのに!!!


日曜日に倒れたらしい。


太陽もさることながら、精神的に限界になってたのかも。
タイからの学生は彼女1人で、
英語に堪能で人一倍陽気な彼女でさえ、
ここの冬と、一人ぼっちな気分とには参ったようだった。

ちなみに彼女は心理学の大学院生。
そこら辺は私よりはるかに専門分野なわけだ。


早速週末、一緒に夕食を食べた。
同世代、本当に楽しい時間だった。








それにしても、


ここの日照不足は本当に深刻だと思う。
陽のあたるお国から来た人は本当に用心しないといけない。

太陽は健康な生活を送る上で必須なもんなんだって
体で学んだ。

健康で丈夫な私も、


この冬の毎日続く銀世界に、
正直参った。


気が滅入るのだ。


早く本物の春になってほしい。
春、待ち遠しくて仕方ない。

日本にいた時、あまり好きな季節じゃなかったはずなのに。。。





日本は4月から仕切り直して新年度が始まる。
3月に年度末となるわけで、
わずか数日のうちに、
学校という職場では、
卒業があり、入学がある。
教師の移動もあった。

けど、4月は何食わぬ顔をして、
何の余韻も許さずに、容赦なく、すべてをリセットする。

新しい教科書、
新しい教員室の配置、
新入生、


新、新、新、、、


たった数日前までの、「昨年度」を懐かしむ暇など与えない。


なのに、いまここで、5月に年度末を迎え、
夏休みになる前に、
長くて白い冬に今別れを告げたい。




春よ、こーーーーーーーい!

Friday, April 06, 2007

N先生作曲の「天国の子ども達」ミシガンでビュー


インターナショナル ウィークエンド、

マイノリティーな日本人をアピールすべく、

第1第2礼拝の特別賛美歌を日本人学生で担当することに!!!



さくら
というグループ名のメンツは、

病院実習をしているMasatoとHide、

ロマリンダで医学部に通っててたまたま結婚式でここに来てたShishin、

Masahito, Ester, Kuriko、Asa、Yokoで、

N先生の作ったこの曲を日本語で歌った。



MasahitoはN先生に、

この曲をアメリカで広めることを渡米する前に約束したらしい。。。



日本語での歌に、

聞いていた友人達、

「意味はわかんないけど
(ちゃんと英語訳は配られていたが・・・)、
 この曲好きだわ。」

といっていた。



昨日、留守電に、

「放映された映像を送ります。」

というメッセージがあった。



テレビやオンラインで配信されているそうです。



こういう行事って、
やり終わるまでは必死なんだけど、
終わって振り返ると、
ちりゆく桜のような、少し悲しい気持ち。

ほんとに、ありがと!

まずは、母さん。
コンサート前に、サプライズな小包が!!!
なんと、コンサートにって衣装をオーダーして作ってくれました。
あまりにもったいないので、
11月の自分のリサイタルで着ることにしました。
コンサートに来てくれた友人達。
バトルクリークから水田さんご夫妻。
きよこさん、りえこさん、お子さんを預けて駆けつけてくださいました。
病院実習に戻るのを遅らせて聞いていってくれたHide.
いつも音色に耳を傾けてくれるAsa。
サイン頂戴ってDana。
彼女がホールで録音してくれてたんだけど、
録音の最中の
”Go! Go! Yoko!!”
というDanaとバンドの仲間達の叫び声が入ってた。
うれしかったぁ。
はちまきして応援するから!
って日本びいきのジョン。
舞台裏にまで本当にはちまき姿で現れて、
笑いすぎて涙が出た。

手前のタキシード君は
バイロン。
同じ楽器同士、いつも励ましてくれてありがとう!

アナーバーから駆けつけてくれためぐちゃん、
演奏後すぐに帰らないといけないハードスケジュール。
心強い応援ありがとう。




Lisa,
私を自分の娘のようにいつも暖かく励ましてくれる。
わざわざカードまで翌日送ってくれた。




日曜日に来れそうもないといって
木曜日の最終リハーサルを聞きに
隣の週から来てくれた来てくれたYui、
家の掃除までさせてすまん!

一緒にフランスにいった、David夫妻。
僕の横で
こんなに素晴らしいクラリネッティストが吹いてたとは、
誇りに思うよ。
ってご夫婦でハグしてくれた。
オハイオから日帰りで駆けつけてくれたKozueさん、
移動時間だけで8時間以上になったはず。。。
すごい人だと思った。
マティチャク先生ご夫妻、
さすがに言語学の博士。
コンサート前のインタビューの分析をされてたのには
おどろいた。
「Yokoさん、こういうのやってみたら?」
ってオーディションをそそのかした!?Masahito

イングイット、
マシュー&ネオミ、
りさ&アンドリュー
プロンジェット・・・
この日を覚えて祈ってくれたり、
電話くれたり、手紙をくれていた友人達!
思いっきりその気持ちを受け取って吹きました。
ほんとうに、
ありがとう!

コンサートの後、
久々に水田さんご夫妻、りえこさんきよこさんと
中華料理をおなかいっぱい頂きました!!
ゴチになりました!!!
みなさんにいただいた花でアパートがいっぱいになってます。

追記:
翌日、音楽学部に私宛のカードが!!
なんと去年奨学金を頂いたけど、
その奨学金を下さったご当人ご夫婦がおられたようで、
「あなたの名前を見て思い出しました。」
って、それでわざわざカードを下さって感激。
こういうことで名前を認識されてよかった・・・。

ヤングアーティストコンサート

無事に終了いたしました。
応援してくださった皆さん、
本当に
ありがとうございました。
上の写真の5人が演奏しました。
バイオリン セドリック
チャイアン ピアノ
バイオリン クリスチャン
チェロ ダニエル
今頃になって、
本当にこれがあったんだなって感じます。大切な友人達にきいてもらえて、
やっぱり私は祝福されているよ。
1人でここに来たけど、
ひとりじゃないって思った。
1日私の付き人になってくれた、ルーミー。
彼女なしにはコンサートにならなかった。
髪のセットに浴衣の着付け
(プレコンサートのインタビューのため)、
ある時はカメラマン、
メンタルコーチ。
そうそう、
演奏より、コンサート前の公開インタビューが緊張したかも。。。
ほかの4人は曲について話してましたが、
私のお題は
”実現した夢”
この曲をオケ伴奏で吹けること、
ここにいること、
そう、わたしの夢は現実になりました。
次なる夢に向かいます。














闘牛場に神殿に。。。

お昼ごはんをここの町で食べれるように言われ、
降りたら目の前がこの闘牛場。



少し歩いてみると神殿が!
これ、保存状態が非常によい神殿として有名なんだそうです。

普通にこれが町にあるんです。



ちなみに、いつものカメラが壊れてしまい、

このデジカメでとってます。