Yoko's Graduate School Experience U.S.A.

中学校・高校で音楽と国語の教師を5年勤めた後、念願の留学が2005年に叶いました!これは彼女のアメリカ大学院生活の体験日記です。

Thursday, August 31, 2006

アウトレットモール  ミシガンシティー





このあたりでアウトレットモールといえば、
ミシガンシティーです。
隣の州、インディアナにあるのに、ミシガンシティー・・・。
ややこしい。
お昼ご飯を食べて散策開始。
で、気がついたら午後9時
さすが女4人。。。
お土産を買い込む友人を尻目に、
私とルームメイトは生活必需品を発見!
昨年1年間で痛切に感じましたが、
アメリカの教科書は
でかい!重い!!かさばる!!!
リュックでしょってますが、肩に食い込む・・・。
これが、転がせるし背負えるリュックです。
日本でも最近、こういうのはやってるって聞きましたが、
本当でしょうか?

Saturday, August 26, 2006

ママさんコワイヤー


どこの世界でも、ママさんってのはすごいパワフルなんだと思う。

なぜって!?

バトルクリークに住む日本人の奥さんコワイヤーを見ててつくづく思う。

ママさんたちの手作りコンサートが夏の終わりにあった。

わたしも「オー ハッピー デイ」の伴奏者として参加。

何度か練習にもお邪魔させていただき、

練習後の夕食会で、奥様達との楽しいおしゃべりは思い出深いものがある。

そんなことを思って弾いていたからか、

ものすごい汗をかいていた。

指から私の”気”が流れ出していった感じだった。

Wednesday, August 23, 2006

ジョンハンコックセンターの95階からの夜景


本当にきれいな夜景。
ここは、シカゴで2番目に高い、
ジョンハンコックセンターからの
シカゴダウンタウンの眺めです。
ここは95階
レストランとバーが分かれて存在します。
この下の階、つまり94階に展望フロアが存在しますが、
入場料がかかるので、
95階で紅茶を頂きながら夜景を堪能。
ケーキもこわごわ注文してみたけど、予想に反して美味しかった。
帰りにトイレにいったんだけど、なんとそこも絶景。
待ってる時間があっという間でした。

ナイアガラ オン ザ レイク

ナイアガラの滝から30分で、かわいくて小さな、
「ナイアガラ オン ザ レイク」
って町があります。
5月もここによったのですが、
とってもかわいくて花いっぱいの町。
今回も寄ってみました。
ランチも前回食べたのと同じ店。
なぜかここのウエイターのお兄さん達、かなりかっこいい人ぞろい。
そんなこんなで、楽しくお昼を頂、
かわいいセレクトショップのような店を回ってナイアガラに向かいました。
ここは車でナイアガラに行かれる方にはオススメしたいポイントですな。

カナダ、ナイアガラの滝ツアー


こんなこと想像しませんでしたが、

この半年の間にナイアガラの滝に3回いってる私とルームメイトです。

こんな人、添乗員か、ナイアガラ命みたいな人ですよね・・・。

今回は何が素晴らしいって、やっぱりです。

アメリカ側の滝からカナダ側の滝までアーチがかかってました。

また船に乗りましたが、目の前の虹の色がとっても濃くて手にとれそうだった。

やっぱりこの滝の迫力、足の先から振動として伝わって、

すごく私を癒してくれる。

冷製パスタ


日本から親方とおだっちを迎え、ルーミーとわたしはおお張り切りで、
女4人車旅を敢行。

シカゴ市内観光 ジョンハンコックからの夜景つき
ナイアガラ1泊二日
ミシガン湖浴
農園訪問
アウトレットショッピング
デトロイトツアー

これから紹介します。

ちなみに、冷製パスタ作りました。
オレガノが効いてたな。

Tuesday, August 15, 2006

旅のハプニング

親方、おだっち、
それぞれ、1人でここまで来てくれてるから、
当然、かなりの不安の中、うちにたどり着いてるわけ。
後で聞くと笑えるんだけど、二人ともかなり必死だったと思う。

親方の場合。
アメリカ出発2日前になって、頼りの相棒、こはちん、が
いきなりパスポートなくして出国断念。
親方はの海外旅行、もう1人でいくしかありません。
13時間飛行機に乗って着いたオヘア(シカゴ)空港。
ここから、新たな試練の始まりです。
滞在先の住所を書くカードがありますよね、
親方はウチの住所を知らなかったんです。
なぜって、わたし、こはちんにはウチの住所を知らせてましたが、
親方には渡ってなかった模様・・・。

住所を書け!といわんばかりに列からよけられた親方。
かなり不安だったでしょう。
でも、何かかいて出なければいけません。
さすが親方!

滞在先の住所:Yoko

とかいて、ともかく出てきてました。
あっぱれです。すごすぎ。。。



おだっちの場合。
西海岸に住む同級生にあってここに向かったおだっち。
なんとお家を朝の3時に出たそうな。
しばし寝たらつくと思っていたシカゴ空港。
しかーし、飛行機はダラスデンバー経由だった。。。
2度の飛行機から追い出され、必死でどこに行けばいいのかをつきとめ、
航空会社の乱雑な扱いで車輪がとれ、
ヒビの入ったスーツケースを抱えて出てきた彼女。

私に渡す荷物で追加料金まで払ってやって来てくれた彼女。
頭が上がりません。

この二人、共通するのは、いつも私の女房役として
学生時代、あるいは社会人になっても助けてくれたこと。

今回は更に、このチケットの一番高い時期にはるばるやってきてくれた彼女達に
嬉しい気持ちでいっぱいです。

セイントジョセフのバンド


小さな避暑地は夏の間だけのバンドがある。

日曜日の3時半からと7時半からの2回、

湖の上のこの小さなホールが会場だ。

小さな町だけどこうやってお客さんがぎっしり集まる。

私もこのバンドのメンバーで、といってもコレはバイトなんだけど、

来週あたりここで吹くことになっている。

新たに友達が出来るといいな。

夜のセン・ジョー


小さな避暑地、セイント・ジョセフ。
ミシガン湖に接するかわいい街。
ウチから15分です。

ただいまサンセットが夜9時なので、日が沈む頃に友人と湖岸に行き、
ルーミーオススメのカフェに行った。

さすがルーミー、すでにこの店は閉まってる。
上の写真のお店だけど、商売魂はそんなにないとみた。
というわけで、その町で有名なチョコレート店のカフェにいってみた。

夜10時を過ぎてるけど、家族連れなんかもいてわりとにぎやか。

ラムレーズンのアイスを頼んでも、店員さんにまったく通じない。
ラムって「L」じゃなくて、「R」なんですね。
「L」じゃ、羊だもんね。。。


ここは避暑地というだけあって、夏の顔と冬の顔がまったく違う。
今はこんなににぎやかだけど、冬は恐ろしいほど静かで、人がいない。

写真部日和


先週の土曜日に日本から親方がやってきました。
本当は大学の後輩、こはちんも来るはずでしたが、
なんと出発直前にパスポートをなくしたってことであえなくキャンセル。。。

今日はもう1人おだっちが加わります。

というわけで、先週末から友人にシカゴの目抜き通りやうちの静かな家の周りなどを案内しております。

シカゴは天気がよくて、写真部な私たちは写真を、とる・撮る・トル・・・。
シカゴの街はとっても美しい。

水餃子 In Michigan


友人とのご飯で、私が日本で1番作ったのが水餃子。

今日も日本から遊びに来てくれている親方おだっちを迎えるため作ります。

もちろん、中国人の郭さん伝授の皮も作るわけですが、小麦粉が日本のものと違う感じ。

手前に見えるのはバンバンジーです。

太ねぎによく似たものを買って作ってみました。

手間はかかるけど、やっぱり作ったほうが美味しいな。

Monday, August 07, 2006

これぞ、マンゴージュース。


どおしても、味に親しみがあって、リーズナブルな中華に、
ダウンタウンに来たときは足が向いてしまう。

以前、中国人の友人家族につれてきてもらったお店を探し出し、注文。

料理もすっごく美味しいし、すっごく早く出てくる。
それもそのはず、夕方の早い時間なのに行列です。
中でも、私の一番のお気に入りはこのマンゴージュース。
これだったら、サイパンやフィリピンのスムージーやさんだってかなわない濃度の濃さ!!

あーーーー、おいしかった。

Ravinia Part2&3

以前に、ちょいとロックなコンサートをここできいたのですが、
今回はシカゴシンフォニーのコンサートに来ました。
しかも、土曜の夜と日曜の2回分。
土曜は声楽家との競演。
日曜はチェリスト、ヨーヨーマとの競演。
パビリオンの中で指定席に座ってゆっくり楽しむというのもひとつ、
パビリオン外でいすやシートを広げてゆったり聞くのも一興。
しかも、学生はただです。
すごいなあ、アメリカ。
シカゴシンフォニーの演奏する題目はすべてです。
これだったら若い人も育つわ。。。
ここから車で15分のYukoさんのお宅にお邪魔してました。
移動中、運転していた友人が睡魔に襲われ、
胃液が逆流するくらい怖い思いをしました・・・。
たのんまっせ、ねえさん!
とういうわけで、帰路は運転することに。。。

社会不適応人間


シカゴの街中で、こんなナンバープレートを発見。
H8 2 WORK
(Hate to work)
働きとうないわ!!
ってな意味になると思います。
わざわざ、ご自分の社会不適応振りをアピールしなくてもねえ、
って大爆笑で撮っちゃいました。

レイおじいちゃん、ほれてしまいます。


土曜日の午後、シカゴのダウンタウンの中にそびえたつ、

平和テラス

(定年後を医療体制が整っていて、
自分で何でも出来る方の為のアジア人向けの施設)
この施設、大人気で、かなり空きを待っている人がいるとか。
さて、本日、
ルームメイトとここで日本の曲などを演奏してきました。
すごく喜んでもらえたんだけど、
そんなことより、コンサートのあと、
皆さんのお話を聞くのが面白いったらありゃしない!!
さすがですよ、
人生80年90年超えてる方々の含蓄に富んだ御言葉の数々・・・。
しかも、日本から渡ってこられてたり、
いろんな経緯でこちらでの終の棲家がここになった人たちの
人生のエッセンスを聞かせていただいて、本当に楽しかった。
なかでも、写真のレイおじいちゃん。
”90はとうに過ぎました。”
って茶目っ気たっぷり。
7歳から17歳までの10年間だけを日本の米子で過ごしたってことで、
私のおばあちゃんも同じ地方の人、すんごい懐かしいなまりで、お話されます。
”夫婦は、
いっつも 噛み付いもいかん、
いっつも抱きついてもいかん。
ふぉっふぉっふぉ
結婚してみて、
けんかしてみて、
初めてわかることばかりだがね。”
お話から察するに、
レイさん、かなりのプレイボーイでやんちゃな青年時代を過ごされた模様。
今でも連れ添っておられる奥様にかなり愚痴を言われっぱなしのようですが、
”いないと、静か過ぎてもう、
こりゃ、またいけんのです。”
帰りがけに、
”ここには、人が尋ねてこないから、またきてください。”
レイさん、また行くから、お話の続き、聞かせてくださいね。

ばり、暑い。


先週は異様に暑かった。

毎日気温的には35,6度になっているけど、
アスファルトの照り返しで、体感温度はそれ以上。

そんな中、去年も見た、こんなぶち熱い若者を今年も発見。

どこかの高校のマーチングバンドの合宿だ。

私の授業が8時に始まっていたけど、
すでに彼らはグラウンドで練習中。
さらに、音楽図書室を出て帰るときもまだ練習中。
夜9時ごろっすよ!
まだそんな時間でも十分明るいからなんだけど。。。

いやー、若い時って、こういうこと必死にやって汗して、夏を体に刻んでたな。

いまやかなりの冷房に体をならされてしまいましたが。。。

久々、根性を感じた。

このひまわりは、うちの玄関前に咲いています。
植えたわけじゃないんです。

上の大家さんが鳥にやってるえさがこぼれて、
発芽したって訳。

でも、たくさんこぼれてる種はあるんです。
いくつかほかにも発芽してたし。

さらに、こいつ、10センチくらい伸びたとき、
思いっきり私に踏まれて折れちゃったの。

それで私も、気になって、ちょっと水やったりしながら見守ってたら、
私の身長をはるかに超える立派なひまわりに!!

こんなに丈夫に大きくなったのはほかのこぼれ種にはなかった。

お前さん、根性あるね。
その大きな図体には似合わない、かわいい花。

Thursday, August 03, 2006

世の中に自分と似た人って何人いるの?



切りました、

もう少しで腰に髪が届きそうな勢いで頭が重かったんですが、

かるーい。

でも、やっぱりアメリカの美容院は怖いので、
さすが、シカゴ、日本人の美容師さんを見つけて切ってもらいました。

かーすかに栃木弁をにおわせる、静かな美容師さんでした。

ところで、

この日のたまげたことったら、これ。

隣の州に住む、Yui.

打ち合わせもしてないのに、まったく同じテイストの服で、

お互いにびっくり。

これから大学生のかわいい妹です。

服が問題なんじゃなくて、

われわれ、

似てない?

似てる。

ミシガン湖で撮った写真は

地球に優しくないから自粛すべきなんだけど、

すごく似てるので下に貼っときます。

心臓の弱い方は見ないほうがいいです。

一般的に世の中に自分と似ている人が4人だかいて、

全員に会うと死んでしまうんでしたっけ!?

4人にあったことはなくても、少なくとも4人以上の人に

似てるぅ!私の○○に!!!

っていわれるんですよね、私。

どこにでもあるタイプの人間なのか、

あるいは、親しみを感じていただいているのか???

シカゴ・スタッフドピザ Part2


以前にもシカゴで有名なシカゴのピザを食べたことはあったが、
今回はもう一件の老舗にいくことに。

壁っちゅう壁が落書きだらけ。

焼き上がりまで40分くらいかかるとのこと。
前菜のサラダでおなかがいっぱいになりそうなところに現れたのが、これ。

すごいですよ、このボリューム。

今回は1切れ完食できなかった。。。

Sushi Station


さすがシカゴ、回転寿司なるものがあり、行ってみました。

妙に、巻物が多い。
しかも見たことないような、アボガドとうなぎが外側にまきつけてあったり、
日本人びっくりまきのオンパレード。

でも、お客さんはアジア系なんだな。

ミシガンにいますと、海が遠いため、魚介類からかなり遠ざかってしまいます。

スーパーでも鮮魚コーナーってちっちゃい上に、鮮度はおわってます。

うれしくて喜んで食べてたら、あまりに久々なものが胃に飛び込んできて、
そのあと薬のお世話になってしもうた・・・。

シカゴ、泳ぐ。


こんなにヘビーな授業の合間を縫って、
この授業が急遽入る前から予定していたシカゴへ。

用事は3つ。
・ミシガン湖浴。
・8ヶ月伸ばしっぱなしの髪を切る。
・車探し。

しばらく前まで野球観戦の予定だったが、
チケットは1ヶ月前にしてすでにソールドアウト。
ミシガン湖浴に変更された。

って言いますけどね、これはですよ!

すんごい暑い日で、
体感温度は40度近いんじゃないかと思いましたよ。
夕暮れのミシガン湖水浴。
水の中からシカゴの素敵なダウンタウンの摩天楼を眺めてました。

今回の教訓

壱.暑い日はエアコンのある車で移動すべし。

弐.いきたいところは前もってリサーチしておき、

距離感をつかみ、営業時間帯を調べておくべし。

以上。

おわったよ、おわった!!!

本日を持ちまして、音楽文学セミナーが終了しました。


ホンマに長い2週間だったわ・・・。




毎日の課題に必死だったから、今日はゆっくり過ごすぞぉ。。。って思ってたら、

Dr.Duhkan:
Yoko,音楽史のテスト、学期始まる前に受けるわよね。
今日ゆっくりしたら、
明日から お べ ん きょ う!!!
2週間よくがんばったわ。
今回以外の範囲をしっかりやっときなさい。

あ、2週間分の楽曲分析をチャートにまとめてきなさい。
今日中ね。


まじかよぉぉぉぉ・・・・
10曲以上はあるっちゅうに;;;;




今回は音楽史のくくりで言うところの”古典派”が焦点になってました。
ジャンルは”室内四重奏”に限定して、その発展を追っかけてこの時代の傾向を探るのが目的。
主にハイドンの作品を分析して、比較するために同時代のモーツアルトとベートーベンの作品も分析。

毎回次の日のトピックについて調べて翌日発表し、関連の楽曲を全楽章毎日分析、翌日発表。


ともかく、本読むんがしんどかった。本をもって運ぶのも・・・。
先週の金曜日肩と腰が凝って(張って)、鼻血がでるかと思った。。。
Roommateがすみずみもみほぐしてくれて、生き返ったわ。


でも、感心するのがライブラリアン
友人のクリスとマリアンが夏の間バイトで音楽図書室の受付にいるんだけど、

今日は夜10時半まであけてあげるから、宿題がんばって!!

ありがと!見渡しても、そんな時間までいるのはこの授業をとってるたった4人ぽっきり。


授業の感想としては、
当たり前なんだろうけど(大学のとき、こんなみみっちりな音楽史の授業なかったから意識してなかった)、
音楽に歴史区分があるってことは、音楽が社会や文化、思想、哲学に強く影響されるからなんだねぇ。

なかなかおおらかなメキシコからの学生さんはたいして気にならんようだが、
どうしても島国育ちの私は、重箱の隅をつつくみたいに細かいところまで気になるから、
楽曲分析の発表に時間がかかる。
さすが先生、瞬時に私の甘いところをついてくる。
でも、自分が間違えたら、’あなたが正しいわ’って謝るのは、学ぶべきとこだな。
英語で戦えない分、楽曲分析みたいな言葉は関係ないもので勝負してた2週間でありやんした。

ちなみにクラスメートはみんなメキシコ人
メキシコの大学の先生2人と小学校の先生1人。
当然みなさんスパニッシュを話します。
宿題もスパニッシュで提出してるから、ちょいと頭にきて、ちゃんと英語に訳してもらうようにクレーム付けてみました。

あら、意外にも、みなさん素直に従ってくれる。

やっぱり、ここは日本じゃない、言わないと、誰も察してくれるなんてことはありえないのです。