Yoko's Graduate School Experience U.S.A.

中学校・高校で音楽と国語の教師を5年勤めた後、念願の留学が2005年に叶いました!これは彼女のアメリカ大学院生活の体験日記です。

Monday, November 26, 2007

さぶっ!!


これは首都の地下鉄です。

緊急事態には地下シェルターになるそうで、

こんなデザイン。




無事にミシガンに戻りました。

往復1400マイルはあったと思います。
うちまで片道12時間。

よく運転したぞ、自分たち!!

紅葉の終わる寸前のワシントンから、
雪の積もるミシガンへ・・・。


すれ違う車が雪をかぶっているのがちらほら・・・

まさか、雪じゃないよねぇ




雪でした。
街が白い。

また今夜、積もるとラジオの予報が言ってましたよ。


確実に現実のミシガンの冬。
あと1ヶ月、乗り切りたいと思います。


思いで深いブレイクがもてたな。

ポールさんにゾビちゃんご一家、
大変お世話になりました!!!!!!!



Kuriks、泣いたり笑ったり、面白すぎでした。
めぐちゃん、おそろいでデビューせなな!
めぐちゃん、われわれの体力に、クタクタになったのでは???
今朝のさばの朝ごはん、かなり胃袋にやさしさと一緒に沁みました。

Friends! 本当にありがとう。

Sunday, November 25, 2007

バージニアのゾビちゃん


































































ゾビちゃんは見たところ黒人だけど、

心は日本人。


今回はバージニアに住む

ゾビちゃんのところにもお邪魔しました。


彼女、とってもおしゃれさん。


もちろん、

Thanksgiving のセールにいっってきた模様。

お洋服があふれていた・・・。


この大セールはかなりすごい。

早朝から人々が並んで待ってます。











DCの町で見かけたくるみ割り人形



公園の中にスケートリンク


首都の空


国会議事堂に接近



思ってたよりも小ぶりなホワイトハウス




無事に帰路についたと思ったら、


ゾビの家とは真反対のNEWYORKへ向かっていた・・・。


チーーーン・・・








何とかゾビの家に着きました。


お父さんは軍勤務(今年退職)されてて、
沖縄と岩国におられたとか。
日本の食器や人形が色んな所にありました。


日本大好きなゾビちゃん、パパ、ママ。
暖かいおもてなしありがとう!!


地図を読めないのが私だけでなく、

ゾビもかなり重症と判明した旅でした。

Saturday, November 24, 2007

アメリカの首都2日目

2日目の今日は、
国会議事堂、美術館、ワシントン塔、リンカーン記念塔
を見学。

全て無料です。


この街は、
ワシントン塔以上の高さの建物がないように設計されています。
ちょうど夕暮れにたそがれるワシントン塔。




リンカーン記念堂。
映画「サルの惑星」では、
ラストにこれ、出てましたよね。
巨大な神殿風の建物に、
例えて言うなら、
奈良の大仏みたいに収まってました。


今夜は、
友人の奥さんと遅くまで話しました。
彼女は韓国人。
気さくでオープンで、
とっても素敵。

「人生はタイミング。」

「子供を持つということは、すごく素晴しい経験。
確実に一歩次の人生ステージを経験するわ。
今は、親に対して、人々に対して感謝できるのよ。」

「わたしの人生は普通じゃない、ユニークなもの。
おそらく、勇気があったからだね。
自分の人生に満足してるわ。」

といっていた。
私の5歳年上の彼女。

人の数だけ人生ドラマってあるんだなあって思って伺いました。



明日は自称日本人、Zobiちゃんのところに行きます。

Friday, November 23, 2007

Thanksgiving break in Washington D.C.

リサイタルが無事に終わり、
5日間休暇になるので、ワシントンDCに車でやってきました。
うちから10時間。


驚いたことに、あたたかい!
コートを着てきたのに、ここはまだ9月の陽気。
半袖で充分です。


今日は美術館周り。
美術館は全て無料。
1週間かかっても周りきれそうにない・・・。
ランチは原住民族美術館のカフェで食べました。
面白いお料理たち。

夕方から友人の家でThanksgivingディナー。
ほとんど手作りで、
すっごくおいしい!!!!

いつもは楽器を持って移動して練習してましたが、
今回は置いてきました。
かなりリラックスしてます。


Tuesday, November 20, 2007

アンコールの前に












音楽学部の秘書によると、



少なくともプログラムは100部印刷したそうだ。



それが足りなかったということで、100人以上の人が来てくださった。






アンコールの前に、



意を決して、少し話した。



こっちのほうが緊張する。






”今日は、ご来場いただきありがとうございました。



 ちょっとだけ話したいことがあります。



 私はいまだに、ここでの初めての演奏を忘れることができません。



 それは「スタジオ クラス」でした。



 そこでの私の演奏は、超最悪!



 クラスの後、涙が止まらなかった。



 「演奏を楽しむ」「演奏する自分を楽しむ」



 これはいったいどういうことなのか。



 



 今夜、私は楽しんで演奏している自分を実感します。



 I did it (やったー)!!



 みなさん、ほんとうにありがとう。”






こういって、アンコールのガーシュインを吹いた。









































昨日は、いろんな人がつまみ食いをした後の「クラリネット寿司」でした。



今日、Danaから写真をもらって気がついた。



Kuriks,なかなか芸が細かい。。。

















Monday, November 19, 2007

I did it!!!!!!!!







ついに昨夜、リサイタル終了!!!



曲目



Sonata for Clarinet and Piano by Leonard Bernstein
Another Look at October by F. Gerard Errante



Duo for Koto and Clarinet: “ Haru no umi" by Michio Miyagi
Concerto for Clarinet and Piano   by Aaron Copland



すべて20世紀の曲でした。







驚いたことに、 予想以上にたくさんの人が来て下さって、
プログラムが足りなくなったといううれしい悲鳴。


さらに、リサイタル後のレセプション、
私が日本人ということもあり、
巻き寿司が品目に加わってました。

前日から友人たちがうちに集まって下準備。
当日はみんなで巻き巻き。
写真のメンバーたち、協力ありがとう!


私はほとんど何にもしていません。

「Yokoは音楽に集中して!」

ありがたい。

前日はゆっくりお風呂につかって、
好きな本を読んで、
ちょっと楽譜を眺めて就寝。


元ルーミー、Kuriksはバージニアから飛行機で来てくれ、
レセプションの飾り付けから、
私の頭のセットまで見事にやってくれました。
頭についてるお花も彼女のお手製!








最後の曲を吹ききったとき、


聴衆のスタンディングオベーションに、胸が熱くなりました。




友人たちが遠くからも駆けつけてくださって、


私の人生の中でも、貴重な忘れられない瞬間を共有できて


本当にうれしかった。







写真がまだ手元に届いていないので、


また後日追加アップします。






Wednesday, November 14, 2007

もうすぐ本番!




毎日、先週と変わらないスピードで時間が流れていきますが、

もう少しでリサイタルだぁ!!!


タイトルが紆余曲折を経て、

「YOKO IN AMARICA」

って、日本人の私としては、単なる事実のようなタイトルになっていますが、

なんかこういうのがアメリカ人にはいいらしい。

この写真を切り取って、
自由の女神とくっつけてあるんですけど、
「気に入ったよ」
といってくれるので、
まあいいか。
自分としてはいろいろ案があったのだが・・・。
というわけで、
聞いてくださる人たちのために、
そして自分のために、
最後の時間、じっくりと煮込みたいと思います。
プログラムの印刷が完了して、
もう一回読み直していたら、
つくづく、
0からここで始まったのに、
こんなにもいろんな人に出会えて、
「聴きにいってやろうじゃないか」って思ってくださる・・・。
本当に私はたくさんBlessingされてるんだと思った。
アメリカでの私をすべて盛り込んだ、
いいコンサートになりますように。
ぜひ、楽しみにしてお越しくださいね。

Sunday, November 11, 2007

アクロフェスタ 07

アメリカ、カナダ、メキシコの30の高校と大学の
体操チームがうちの大学に終結。


例年どこかの学校でこの体操の祭典が行われるそうです。


今年はうちがホスト校。

これ、チアと新体操がまざったSDAの体育教育独特な競技のようです。

今年はAndrewsの体操チームに
モニカ(彼女が日本に留学していたとき、教師をしてたんです)が
選抜されていることもあり、
張り切って見に行きました。



団結して一つのものを作っていくってのは、

体育にしろ、音楽にしろ、

美しいなあと思った。







感動のひと時でした。






10代のころ、おじいちゃんおばあちゃんが、


「若い人が一生懸命なのを見るのが楽しい」


といっていた意味がわかったかも。




あれ!?年とってる、私??

Sunday, November 04, 2007

散りゆく秋

うちの玄関前の落ち葉たち。
静かに宙を舞い降りています。

うちの目の前のとおり。
すっごくきれいに紅葉してます。


ここ2日で、黄色から真っ赤になってました。





実際はもっと黄色いんです。
黄金のステンドグラスの中を歩いてる感じでした。
大自然のベリエン村でした。

指揮者 ブロムシュテットさん

楽しみにしていた、ブロムシュテットさんの登場です。

御年80歳とは思えない、エネルギッシュな音楽家でした。



私はこの方の「ベートーベン交響曲第5番(N響)」を教材として見せていたので、

まさか、その巨匠と一緒に音楽できるなんて!と感激!



木曜日はオーケストラのリハーサルに午後10時までつきあって、

金曜日は朝からマスタークラス、

夜にはご自身の経験から、「クリスチャンとしての音楽家」ってことで講演、

土曜日は午後から賛美歌についてのレクチャー、

夜には大学オーケストラのコンサート。



演奏したのは、

序曲:あータイトル忘れた・・・追記します。

リスト、ピアノコンチェルト第2番

メンデルスゾーン、交響曲第5番

でした。


今回、たくさんのソロがあって、

不安もあったんだけど、

本番になってみると、

かえって開き直っている自分にびっくり。

コンサート後にいろんな人に声をかけてもらえてうれしかったなあ。


無事、楽しみにしていたコンサートを終えました。