Yoko's Graduate School Experience U.S.A.

中学校・高校で音楽と国語の教師を5年勤めた後、念願の留学が2005年に叶いました!これは彼女のアメリカ大学院生活の体験日記です。

Wednesday, March 28, 2007

これ、教科書でみたことある!


これはなにかといいますと、
ローマ時代に、町に向けて水道を引いてる橋なんです。


かなり進んだ都市システムです。


たしか、
社会の時間に教科書で見たでしょ!



ローマ人のパワーを感じるし、
2007年に生きていながら、

古代の建造物に圧倒されてしまった。


ローマ教皇のお宅拝見!

アビニョンにある、ローマ教皇のかの日のお住まいです。
これ、今とってる音楽史のクラスの教科書にも写真に載ってます。
かつて、教皇はお住まいの町の治安が悪化すると、
遊牧民族のように町から町に移動を重ねていたとのこと。
ここもローマから離れていますが、
かつては芸術の拠点として、
教皇の勢力の中心地として繁栄したのであります。
かなりの贅を尽くしたお宅だったようです。

ちなみに、謁見室があるのですが、
これがまた天井が高くて、
音が響く。

Byronはクラリネットを持ち込んでいて、
そこで吹くことに。

なんと、残響が8秒も!!

つまり、音をばらばらに吹いても
ハーモニーになってしばらく響いてます。

すごいとこに住んでんのね、教皇ったら。


フレンチなスイーツたち

お菓子ってのも、そのお国柄を表すものの一つといえる。
アメリカとは違う鮮やかさだ。

甘すぎないってのも特記すべきこと。
とはいえ、
最近、
前は「甘すぎ!!」って思ってたアメリカンなお菓子が
「おいしいかも・・・」に変わってきていた私。
い、いかん!
繊細さを失って、砂糖の摂取に偏ってはいけんのです!


これは、本物のフルーツを中に閉じ込めた砂糖菓子。
さすがにこれは甘い。
でも、中身が本物だから、
食べ終わった後、
「これ体に悪そう。。。」
とは感じない。


パンにしろ、お菓子にしろ、
久しぶりに日本のような味付けでした。

ここで吹いてみた。

ここはRoman Theaterです。
もともと11000人収容の野外ホールのようですが、
現存の保存状態では7700人収容だそうで、
でかい!!!
石造りの見事なホールで、
音響はパーフェクト!とガイドブックにありました。
だ、か、ら、
楽器を持って入って吹くことに!!!
だって、ミッチェル先生が、
Yoko、楽器もっていって練習しなさい。
っていうんだもん!!!
本気にした者がちです。

音響は、、、、
すごいよ、すごい!!
感激しました。
だって、吹いた音が頭の上から降ってくるみたいだったから。
強制的に聴衆にさせられた皆さんも一緒に音響を楽しみました。

これ、私!?

泊まったホテルのトイレの中。
こんな絵がかけてあるじゃありませんか。
笑うに笑えん。
他人とは思えん後姿に、
猛ダッシュしてカメラを取りに行き、パチリ。
こんなオモロイ絵を公共のど真ん中に飾れる国って、ほほえましいわ。

アルルの町の市場 

アルルの町の市場の陽気な野菜売りのお兄さん達。
やたらに声をかけてきて、写真まで撮ることに。
愉快な人がいるなあ、フランスにも。
おばあちゃんが手作りで売ってました。
きっとヤギのチーズですよね。



またまた、魚屋さん。
これ、あんこう??かな?
鮟鱇鍋、食べたくなりました。


イチゴがたくさん並んでて、
思わず買ってしまいましたが、ひとかごが1ユーロ(140円くらい)。

でも、やっぱりイチゴはアメリカ産でもなく、フランスものでもなく、
日本のが1番美味しいと思います。


南仏 プロヴァンス地方

今回の演奏旅行では、
南仏(プロヴァンス地方)をまわるものでした。
ひさしぶりに起伏のある地形を見た気がします。
ミシガンは平地なので、普段、山は見かけません。
でも、今回見た山々は、岩山ばかり。
アルプス山脈をバスで越えるときは、
山々の大きさや雪が光るまぶしさに目を見張りましたが、
フランスで見た山々は岩岩してました。


建物も岩岩してるでしょ?
かわらも日本とは違ってこの岩の建物にマッチしていて美しい。
そして、地中海といえば、
魚介です。

かき発見!!!
およそ2年ぶりに殻つきのかきを見ました。
広島人じゃけえ、妙にうれしくなるんよね。
チーズもいろんな種類がありますね。
私、チーズすっごく好きなんですけど、
さすがに、ブルーチーズの親分みたいなのには
手が出せそうもありませんでした。

さすが、地中海のすぐそばってこともあって、
魚介類の鮮度は抜群。
ミシガンに住んでいる友人達は

鮮度がいい魚を食べたことがないようなので、
魚自体、嫌いな人が多い。。。







Tuesday, March 20, 2007

Nice 郊外



今日は朝起きして、海岸まで散歩しました。



散歩の帰り、

開店前のお店で刺激的なマネキンを発見!

日本のものより、かなりリアルなんですけど!

朝食後、ニース郊外に観光に出かけました。








・聖ポール村




・ベンチ




・香水工場見学




・カンヌ(国際映画祭の会場)




カンヌ国際映画祭の会場は港のすぐ横でした。
ちなみに英語では、
「カン」という部分しか発音しないため、
場所についてから、
どういう場所なのか理解しました。。。






今日で滞在5日目ですが、




さすがフランス!って思うこと。


1.パンといえば、フランスパン。


2.水の代わりにワイン。


3.喫煙率が高い。


4.水がきれい。(田舎だからか?)


5.アメリカ人よりも髪型が素敵。


6.建物に歴史を感じる。


7.甘い香りを放つ男性が沢山いる。


8.町のいろんなところに大胆に裸体のポスター・絵画・彫像あり。
(カンヌのビーチは夏はトップレスビーチと化すそうな)








以上、本日のレポートでした。

Monday, March 19, 2007

Nice ニース

午前中は、風が強くて、少し曇ってますが、


地中海です。






体力の続く限り、
夜のコンサートまで町中を見て回りました。










・ロシア風教会堂





・城跡の丘





・ビーチ





・国立シャーガール美術館(26歳以下無料!)










・蚤の市






これは、蚤の市で見かけたフライパン。
見て回ると面白いものがいっぱい。




このごろ運動不足でしたが、


解消された気がする。





夜のコンサート、
スタンディング オベーション で
聴衆の皆さんが喜んでくださって、






1日、すごく充実した感じがします。





おやすみなさい。

Sunday, March 18, 2007

Annecy

土曜日は教会で演奏して、

午後からアネシーという
古い町並みの美しい町に出かけました。


ともかく、水がきれいだし、

建物がかわいらしいし、

偶然パレードにも遭遇して、

にぎやかな午後でした。



夜は泊めていただいている学校でコンサート。
この学校、アメリカの食堂のご飯より、おいしい!
人数が少ないからか、
すごく手作り感のするご飯でした。

France演奏旅行 Geneva(スイス)

フランス演奏旅行ですが、
最初に入ったのはスイスのジェニーバです。
NYから飛行機で8時間で到着しました。
これはジェニー場の町のど真ん中にある花時計。
季節はそうですねえ、日本の4月中旬といったところです。
さすが、パンが美味しい。
すでにフランスパン2本は食べたと思われます・・・。


最初に2泊したのが、
同じ系列のフランスにある大学です。
小さな学校で、なんだかとてもフレンドリー。
なんと、こんなところで、ハワイ出身の日本人、
よっちゃんにあいました。
なんとよっちゃん、私の担当していた生徒のいとこでした。。。
ここまできて、
えー 〇〇ちゃんの先生だったの?
って、いわれるなんてねえ。




Tuesday, March 13, 2007

SO MUCH FUN!

初めてオーケストラとの合わせの練習がありました。
ちょっと緊張。。。
感想は、といいますと、
気持ちいい!!!!
の一言に尽きます。
ついでに宣伝。
ヤングアーティストコンサート
2007. 4. 1.
pm 4:00~
@HPAC
是非お越しください、お待ちしております。

気温差40度って

今日は、気温プラス20度!!
間違いなく  です。
あまりに天気がいいので、
ジャケットを着ないで1時間、
散歩しました。
その後図書館に来たら、
室内が暑くて扇風機が回っている。。。
そりゃそうです、
たった1ヶ月前がマイナス20度。
人々はですね、半そで、半ズボン、ミニスカートで
春を祝ってます。

朝、机からふと目をあげると空がまっか。

朝焼けです。

今日の暖かさで、

駐車場の雪の固まり以外は

跡形もなく水になってしまったようです。

水っていろんな形に変わるんですねえ。

Sunday, March 11, 2007

春の風



ただいま図書館の閉まる10分前。

今日は日曜日ですが、木曜日から演奏旅行なので7時から9時まで練習でした。
昨日はPOP Concertだったわけで、ブラスな日々なんですけど、


うれしい!


なんてったって、あったかい。
夜なのに息が白くならない。

春ですね。

今日はミシガン州以外のところから高校生が学校見学に来ていました。
音楽学部でも演奏したりして、学部の紹介をします。

私も2つのグループに対して1人で演奏する機会をもらったんですけど、
なんと!!!
先々週にダラスで一緒に吹いた女の子、来てたんです。
200人ぐらいのツアーの中で、私が会ったのは15人くらい。
その中に彼女がいるなんて。。。

しかも、

私のグループにはビデオ撮影隊がくっついてきていて、
カメラマンが二人、せわしなげにカメラを回していました。
もう、それだったら、張り切ってメイクしたのにねえ。

木曜日からフランスです。
NY経由だそうです。
初のヨーロッパ大陸、楽しみだなあ。
PC持参なので、アップしたいと思います。




Tahe & Yoko @Pop Concert

Monday, March 05, 2007

Tくんといえば・・・

彼が中学2年生の時、
私は新卒で中学校に赴任しました。

時折、
「はまちゃん、あのさあ・・・」
とおもしろいことをいう、Tくん。

スポーツ少年ってことと、
男気が強いので喧嘩っ早かった気もする。
根はとっても優しいんだけど。

広島の系列中学校に転勤になった時、
彼はそこの高校の3年生だった。


あれは、卒業式の前夜。
ドンドン!!って誰かがうちの戸をたたく。
「はまちゃーん!!!」
明日卒業の高校3年男子が5・6人、との外に立っていた。
「制服のボタン、取れたから付けて・・・。」
独特の言い回しでKくんがおどけて言う。

ぷっと笑ってしまった。

独身寮に住んでいた当時の私。
やつらはここの明かりがついてる家を襲撃したのね!!

今回、Tくんに確認。
「違うよ、もちろん、最初からはまちゃんの家を狙って行ったよ。」
最後の夜に、自分の彼女や下級生でもなく、
やつらは我が家にやってきてくれたのだ。
もし、明かりを頼りに来たとしても、私は嬉しかった。
でも、最後の晩餐をしにうちに来てくれたんだね。
ありがとう。
ちなみに、盛り上がりすぎて、
門限を過ぎたため、
私の車に無理やり全員押し込み、
男子寮へ届け、
「やつらのボタンを付けてたんですよ~」
って舎監に謝ったわ。
どうせ、翌日、沢山の女の子達にもぎ取ってあげちゃう、ボタンたちを。

しつこく、もうひとつダラス






土曜のランチは、ダラス出身のメンバーの家に全員招待でした。
アシェリーのおうちなんですけど、彼女、中国人だったのね。
素敵なご両親でした。
お父さん、見かけはすっごくこわーい感じ。
でも、さすが中国人、大盤振る舞いでもてなしてくださって、
お母さん、すっごくかわいらしい方でした。
夕食まで用意してみんなのをパックして持たせてくださって、
一同感激。。。
左のTくんは、カンファレンスで実際に見かけた唯一の日本人。
彼は私が教師していた時、中学生でした。
Mixiで連絡して、再会!!
アメリカでいろんなことを乗り越えてるんでしょう、
とってもたくましくなっててほんとうに嬉かったなぁ。
いまや、教師ー生徒 ではなく、友人として、
「はまちゃん、実はさあ、、、」
「結局のところ、かなり苦しいけど、こっち来てよかったって思う。」
などなど、きけて、私はすごい励みになったよ。
お互い、がんばろうじゃないか!!
若者にも負けないぞ。
教師って仕事、関わってる時だけじゃなくて、
こうやって友人としても続いていく、すごい仕事なんですねえ。


演奏旅行 第1弾 ダラス 続き

ダラスに行って来ました!
木曜日の午前中に出発。
数えてみたら21人での移動。
16人の弦楽器と管楽器はセクション、1人ずつ。
経費は、なんと学校が全額負担。
何しに行ったかって!?
学校関係のカンファレンスがありました。
それの音楽のお手伝い。
”楽器アンサンブル 1000人
 歌い手     2000人”
と聞いていましたが、もうちょっと少なかった気がする。
しかーし、聴衆は2000人を超えてました。
こんなにもSDA関係の人を見るのは生まれて初めてです。
おったんかい、こんなに・・・。




しかも、目的は若者のためのカンファレンス。
日本人は教え子を除いて1人も見かけませんでしたが、
エスパニョールのたくさんいること!!
あったかーい!
コート要らない!
室内冷房がかかってる。
全く別の国に来た感じです。


ダラスの高校生とも一緒に吹きました。

中でも、私の横のジョニーは、

来年度から今私が通ってる大学に来るってことで、

来年は一緒にバンドで吹こうねと約束して帰ったよ。

ちなみに、下の写真は私の席からの眺めです。